円城地区(岡山・吉備中央町)に相談窓口 PFAS問題、町が7月から週1回設置

AI要約

岡山県吉備中央町の円城浄水場から有害な有機フッ素化合物が検出された問題で、町は健康相談窓口を設置することを明らかにした。

健康影響調査スケジュールについて地元自治会代表に説明し、血液検査の開始時期を10月とした。

自治会側からは腎機能検査の要望もあり、町は住民に情報を周知する予定。

円城地区(岡山・吉備中央町)に相談窓口 PFAS問題、町が7月から週1回設置

 岡山県吉備中央町の円城浄水場(同町上田西)から有害な有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))が検出された問題で、町は10日、円城地区に7月から週1回、健康相談窓口を設けることを明らかにした。平日受け付けている賀陽庁舎に加えて2カ所目。

 関係者対象の健康影響調査スケジュールについて、地元7自治会代表に説明する会合で町側が示した。新たな相談窓口は総合福祉センター(同町円城)に設置、町保健課職員が対応する。このほか、公費で18歳以上に行う血液検査の開始時期を早ければ10月とした。

 非公開の意見交換では、18歳未満に対する血液検査について町側が時期は未定だが行うとした。自治会側からは腎機能検査を求める声も寄せられたという。

 町は近くホームページやチラシを通じて同様の内容を住民に周知する。