【速報】4630万円山口県阿武町誤振り込み事件・田口翔被告の控訴を退ける判決 広島高裁

AI要約

田口翔被告が山口県阿武町から誤って振り込まれた4630万円をネットカジノに使い、電子計算機使用詐欺の罪に問われた控訴審で、広島高裁が控訴を棄却しました。

田口被告は給付金が誤って振り込まれたことを知りながら、ネットカジノの決済代行業者の口座に振り替え、利益を得たとされています。

弁護側は無罪を主張したが、山口地裁は有罪判決を下し、広島高裁もその判決を支持しました。

【速報】4630万円山口県阿武町誤振り込み事件・田口翔被告の控訴を退ける判決 広島高裁

山口県阿武町から誤って振り込まれた4630万円を振り替え、ネットカジノに使ったとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われている男の控訴審判決で、広島高裁は11日、控訴を棄却しました。

判決を受けたのは、山口県山口市の会社員・田口翔被告(26)です。

2022年4月、山口県阿武町が新型コロナ対策の給付金4630万円を誤って田口被告の口座に振り込みました。1審判決によりますと、田口被告はこの金が誤ったものと知りながら、ネットカジノの決済代行業者の口座に振り替え、不法に利益を得ました。

弁護側は、田口被告の行為は電子計算機使用詐欺の罪に当たらないと無罪を主張。これに対し、1審の山口地裁は懲役3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

弁護側は、判決を不服として即日控訴し、ことし3月に始まった控訴審でも改めて無罪を主張していました。