「申請すると医療費減額」市職員名乗る男から電話、118万円だまし取られる 兵庫県西宮市

AI要約

西宮市の女性(64)が現金約118万円をだまし取られた事件が発生。県警が詐欺事件として捜査中。

女性宅に医療費減額のうその電話があり、銀行でATM操作したら現金が振り込まれたことに気付く。

女性は被害額に驚き、不審に思って記帳したところ何者かの口座に118万円を振り込んでいたことが判明。

 8日午後、兵庫県西宮市の女性(64)が「現金約118万円をだまし取られたようだ」と県警西宮署に届け出た。女性宅に医療費が減額されるといううその電話があったといい、同署が詐欺事件として捜査している。

 同署によると8日午前、女性の自宅に同市職員を名乗る男から電話があり、「医療費の見直しのために必要な手続きができていない」「申請すると減額になる」などと伝えられた。

 女性は指示通りに銀行でATMを操作した直後、自分の口座の残高がないことに気付いたという。不審に思って記帳したところ、直前の操作で、何者かの口座に現金約118万円を振り込んでいたことが判明した。女性は送金と分からなかったという。