高校のグラウンドに「ヘリ緊急着陸」 先月遊覧ヘリ不時着で乗客ら大ケガの事故と同じ「航空会社」

AI要約

民間のヘリコプターが兵庫県相生市の高校のグラウンドに緊急着陸しました。

国交省は重大インシデントに認定し、11日午後、現地調査を行う予定です。

航空会社「匠航空」のヘリコプターが機体の定期点検のため、愛知県から岡山県の飛行場に向かっていたところエンジンの出力が止まり、相生市の高校のグラウンドに緊急着陸しました。

高校のグラウンドに「ヘリ緊急着陸」 先月遊覧ヘリ不時着で乗客ら大ケガの事故と同じ「航空会社」

民間のヘリコプターが兵庫県相生市の高校のグラウンドに緊急着陸しました。

国交省は重大インシデントに認定し、11日午後、現地調査を行う予定です。

国交省によると10日午後4時ごろ、航空会社「匠航空」のヘリコプターが機体の定期点検のため、愛知県から岡山県の飛行場に向かっていたところエンジンの出力が止まり、相生市の高校のグラウンドに緊急着陸しました。

当時、グラウンドに人はおらず、乗員2人にもケガはありませんでしたが、国の運輸安全委員会は事故につながりかねない重大インシデントに認定しました。

11日午後からは航空事故調査官2人が緊急着陸した高校で現地調査を行い、機体の状態などを調べる予定です。

「匠航空」は先月、熊本県で遊覧ヘリコプターが不時着し、乗客らが大ケガをする事故を起こしています。