「只見線全国高校生サミット」 21日まで参加校募集 福島県只見線管理事務所

AI要約

福島県只見線管理事務所は、高校生と大学生を対象にした「只見線全国高校生サミット」を開催する。参加校は県内外の数校を予定し、事前学習や現地研修を通じて只見線の利活用促進案を考える。

高校生枠と大学生枠があり、応募多数の場合は動機や実績を考慮して参加校を決定する。プレゼンテーション大会では各校が提案を発表し、新たな視点を取り入れることが狙い。

参加校は7月から10月まで事前学習を行い、只見線や地域活性化事例を学ぶ。実地研修では只見線の乗車や地域文化を体験し、11月にプレゼンテーション大会が開催される。

 福島県只見線管理事務所は今年度、第3回「只見線全国高校生サミット」を開催する。JR只見線の利活用や沿線地域の課題解決に高校生の柔軟な発想を生かすのが狙い。今回は新たに「大学生参加枠」を設け、若者のより自由な視点を取り入れる。21日まで参加校を募集している。

 高校生枠は全国の高校、高専が対象で、生徒3人程度と教員1人のグループ参加とする。県内外の6校程度を予定している。大学生枠は全国の大学を対象に、学生3人程度のグループで参加してもらう。県内外の3校程度を見込む。高校生枠、大学生枠とも申し込み多数の場合は、応募動機や活動実績などを総合的に判断して参加校を決める。

 参加校決定後、7月から10月にかけて事前学習を実施する。只見線や沿線地域、全国の地域活性化事例について動画で学ぶ。8月から10月にかけては現地研修を行う。高校生は1泊2日、大学生は2泊3日の日程で只見線の乗車や地域文化を体験する。11月頃にプレゼンテーション大会を開き、参加校が路線の利活用促進案を発表する。詳しい日程は今後詰める。