高齢男性「電子マネーカード・SNSで相手との連絡に必要」SNS型ロマンス詐欺を未然に防ぐ コンビニ店長、アルバイト店員に感謝状 山口

AI要約

山口県宇部市のコンビニエンスストアでSNSを使ったロマンス詐欺の被害を未然に防いだ店長とアルバイト店員に感謝状が贈られました。

感謝状が贈られた理由や詐欺未然に防いだ経緯を明らかにしました。

警察の呼びかけと共に、SNSを通じて金を要求された場合は警察や家族に相談するよう注意を促しています。

高齢男性「電子マネーカード・SNSで相手との連絡に必要」SNS型ロマンス詐欺を未然に防ぐ コンビニ店長、アルバイト店員に感謝状 山口

SNSを使ったロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、山口県宇部市のコンビニエンスストアの店長とアルバイト店員に7日、感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、ローソン宇部東岐波中前店の井上順子店長と、アルバイト店員の林和寿さんです。今年4月、店に「電子マネーカードを買いたいが、購入方法がわからない」と、市内に住む80代の男性から電話がありました。井上さんが理由を聞くと「SNSで相手と連絡を取るのに必要」と説明されました。詐欺の可能性が高いと思った2人は男性に来店を促して説得するとともに、警察を呼んで詐欺を未然に防ぎました。

ローソン宇部東岐波中前店 井上順子店長

「高額な電子マネーを購入される方に声をかけて、支払い方法がわからないという方にも声をかけて防ぎたい」

アルバイト店員 林和寿さん

「現実に詐欺があるんだというのを初めて知ったので、これからも気をつけていかないと思いました」

警察によりますと、男性はSNSで女性を名乗る人物と知り合い、やりとりをしていたところ、電子マネーカードの購入を要求されたということです。警察では、SNSで金を要求するのは詐欺を疑い、警察や家族に相談してほしいと呼びかけています。