「定額減税の還付金がある」 税務署・金融機関名乗るニセ電話詐欺 ６１歳女性が約９７万円被害 北九州市
AI要約
北九州市の女性が「定額減税」を名目としたニセ電話詐欺で現金９７万円余りをだまし取られる事件が発生。
男たちは税務署職員や金融機関の職員を名乗り、払戻金をだまし取る手口を使用。
女性はＡＴＭで指示通りに現金を振り込み、後に金融機関で不審に思い相談したところ詐欺が判明。
６月から実施される「定額減税」を名目としたニセ電話詐欺で、北九州市に住む６１歳の女性が現金９７万円余りをだまし取られる事件がありました。
警察によりますと、４日午後１時過ぎ、北九州市門司区に住む６１歳の女性の自宅に税務署職員を名乗る男から、「定額減税の還付金があり、払戻金が１万５２７０円あります」などと電話がありました。
その後、金融機関の職員を名乗る男からも電話があり、「今日中じゃないと払戻金がもらえない」などと言われ、金融機関のＡＴＭへ誘導されました。
この女性は、携帯電話で指示を受けながらＡＴＭを操作をし、指定された口座に２回、現金あわせて９７万円余りを振り込んだということです。
明細書を見て不審に思った女性が金融機関に相談し、被害が発覚しました。
警察が、ニセ電話詐欺事件として捜査しています。
