30代男性が約4000万円だまし取られる“ロマンス詐欺”被害「久しぶり、最近どう?」誤送信装ったメッセージきっかけに…【新潟】
携帯電話のショートメッセージで知り合った女性に3800万円と240万円分の暗号資産をだまし取られた30代男性の被害について。
男性が女性と知り合った経緯と投資をするきっかけ、そして警察に被害を届け出た経緯。
警察の注意喚起として、幅広い年代の人がSNSを通じた投資話にだまされないよう注意を呼びかけている。
去年12月から今年3月までの間、携帯電話のショートメッセージで知り合った女性に、新潟県上越市に住む30代男性が現金3800万円と時価240万円分の暗号資産をだまし取られる被害に遭いました。
被害に遭ったのは、上越市に住む30代男性です。
去年12月中旬、男性の携帯電話に女性から「久しぶり、最近どう?」といった誤送信を装ったメッセージが届き、女性と知り合いました。
その後、女性と2週間ほどSNSで交信を重ねた男性。女性から「私の会社が仮想通貨のトレードで多くの利益を得ている。一緒に投資をしよう」と誘われて信用し、男性は言われるがまま投資アプリを導入しました。
警察によりますと、男性は今年1月初旬から3月下旬までの間、19回にわたり、指定された口座に現金合計約3800万円を振り込んだり、時価240万円分の暗号資産を送ったりしたということです。
男性はアプリ上では資産が増えていたため、投資の利益を出金しようとしたところ15万ドルを請求されたため、不審に思い、警察に届け出ました。
警察は「幅広い年代の人がだまされている。SNSを通じた投資話には注意をしてほしい」と注意を呼びかけています。