抗議活動での衝突事故 目撃者の証人出廷を認める 辺野古ボート訴訟 沖縄

AI要約

名護市辺野古の新基地建設に反対しカヌーに乗って抗議活動をしていた男性(81)が海上保安庁の硬式ゴムボート2隻に衝突されけがを負い、国に損害賠償を求めた訴訟の第15回口頭弁論が行われた。

裁判長は男性本人と事故目撃者の証言を認め、次回期日が7月20日に設定された。

証人申請に関しては原告側と国側で意見が対立し、審理は続く。

抗議活動での衝突事故 目撃者の証人出廷を認める 辺野古ボート訴訟 沖縄

 名護市辺野古の新基地建設に反対しカヌーに乗って抗議活動をしていた際、海上保安庁の硬式ゴムボート2隻に衝突されるなどしてけがを負ったとして、名護市の男性(81)が国に損害賠償を求めた訴訟の第15回口頭弁論が4日、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で開かれた。

 弁論で片瀬裁判長は、原告側が求めていた男性本人と事故目撃者の2人の証人申請を認めた。事故目撃者の証人採用を巡って、原告側が「証言が不可欠だ」と求めた一方、被告の国側は「必要性がない」として却下するよう求めていた。次回期日は7月20日。