名護・夏の風物詩「全島ハーリー大会」今年も 180チーム参加へ

AI要約

第46回名護市長杯争奪 全島ハーリー大会が8月4日、名護漁港で開催される。昨年は4000人が来場し、今年は180チームの参加を目指す。

競技は伝統漁船「サバニ」をチームで漕いで速さを競うもので、飲食ブースやキッチンカー、物販ブースも充実している。1チームの人数は12人で、台湾など海外からも問い合わせがある。

参加チームの募集は今月14日まで。懇親を深める場としても人気のある大会で、観光客もぜひ熱気あふれるレースを楽しんでほしい。

名護・夏の風物詩「全島ハーリー大会」今年も 180チーム参加へ

 「第46回名護市長杯争奪 全島ハーリー大会」が8月4日、名護漁港で開催される。(やんばる経済新聞)

 「ハーリー」とは海上安全や豊漁を祈願し、伝統漁船「サバニ」をチームで漕いで速さを競う競技。4年ぶりに行われた昨年は、市内外から150チーム・2000人が出場したほか、見物客など約4000人が来場した。「ハーリー甲子園」とも呼ばれ、今年は沖縄県内のハーリー大会の中でも最大規模という180チームの参加を目指す。当日は、名護漁港内に設けられた全長300メートルのコースを「女子の部」、「男子の部」に分かれてタイムを競い3位までの順位を決める。会場内には飲食ブースやキッチンカー、物販ブースが出店し、競技に参加しない人も楽しめる。

 名護市観光協会の山城弘之さんは「離島も含む沖縄県内各地からの参加がある大きな大会なので、競技に対するチームの真剣さや、臨場感、迫力を間近に感じることができ、特に準決勝や決勝のレースとなると緊張感があって白熱する。県内の方はもちろん、観光客にもぜひ熱気あふれるレースを見に来てほしい」と呼びかける。

 現在、参加チームを募集している。1チームの人数は12人。「女子の部」には「コスチューム賞」も用意する。山城さんは「昨年も、地域の人同士や職場仲間などでの参加が多く、懇親を深めてもらう場としてにぎわった。今年は台湾など海外からも既に開催の問い合わせがある」と話す。

 締め切りは今月14日。先着順。