移動サービス「九州マース」8月開始 訪日客向け全域パス検討

AI要約

九州MaaS(マース)はスマートフォンアプリを利用した次世代移動サービスで、九州7県や交通事業者が参加する広域マースの開始が8月1日に決定した。

九州MaaS協議会は国内初の官民連携プロジェクトであり、県境や業種を越えた電子チケットの販売や、インバウンド向けの周遊チケットも検討している。

このサービスの目的は公共交通の利用促進や地域経済の活性化であり、九州地域全体の交通環境改善を目指す取り組みとなっている。

移動サービス「九州マース」8月開始 訪日客向け全域パス検討

 スマートフォンアプリを利用した次世代移動サービス・九州MaaS(マース)について、本県を含む九州7県や交通事業者などでつくる「九州MaaS協議会」(会長・倉富純男九州経済連合会会長)は4日、サービスを8月1日から開始すると発表した。官民連携の広域マースは国内初。事業者が県境や業種の垣根を越えた電子チケットの販売を行うほか、インバウンド(訪日客)向け広域周遊チケットも検討。公共交通の利用拡大や経済活性化を目指す。