鈴木康友 知事に聞く! 県東部への医大誘致構想は? 「難しいと判断しているが諦めたわけではない」静岡

AI要約

鈴木康友氏が静岡県知事に就任してから1週間。県政の課題への対応や、医学部誘致についての考え、東部地域の医師不足への対策、そして県政運営の改善策について語った。

医学部誘致構想の難しさや、医学就学奨学金制度の増加を通じた即効性のある医師供給システムの構築に注力する考えを示した。

また、前知事の過去の問題を踏まえ、東部・中部地域との信頼構築を重視し、「オール静岡で幸福度日本一の静岡県を作る」を目標に掲げる姿勢を示した。

鈴木康友 知事に聞く! 県東部への医大誘致構想は? 「難しいと判断しているが諦めたわけではない」静岡

鈴木康友 氏が静岡県知事に就任してから1週間。

県政の課題にどう対処していくのか?私たち県民の疑問について、生出演で鈴木知事にうかがっていきたいと思います。

-県東部での医学部誘致についてもお聞きしたいと思います。選挙戦の当初は医学部を誘致する構想を披露していましたが、就任会見では「新設はハードルが高い」とトーンダウンしました。この件についてはどういう方策が適当だと考えますか?

鈴木康友 知事:

全体としてみれば人口減少に伴い医師過剰時代が来ると想定される中で、医学部誘致というのは難しいと判断していますが諦めたわけではないので可能性は探っていきたいと考えています。

それよりも即効性のある施策に重点を置いた方がいいと思っていますので、東部地域の医師不足に対しては県が行っている医学就学奨学金制度の定員を増やして、増やした分を東部地域限定の医師の供給システムにしていくといった即効性のあることは出来ると思うので、知恵を絞っていきたいと考えています

最後に今後について改めてお聞きします。前知事は発言をめぐり様々なところであつれきなどが生じ、県政運営の空転や議論の停滞の一因にもなっていました。こうした点を踏まえ、鈴木知事はどのようにかじ取りをしていく?

鈴木康友 知事:

選挙の結果からも明らかで東部・中部の方には「西部の鈴木康友」という印象でしょうから、仕事を通じて東部・中部の方の信頼を得て、目標に掲げた「オール静岡で幸福度日本一の静岡県を作る」という取り組みを進めていきたいと思っています