日医会長選に2人立候補 22日投開票

AI要約

元副会長の松原謙二氏と現職の松本吉郎氏が日本医師会の会長選に立候補し、2人が届け出た。

会長選は2回連続で行われ、任期は2年。投開票は全国の代議員が集まる22日に行われる。

日本医師会は17万人を超える会員数を持ち、国の医療政策に影響力を持つ有力支持団体である。

 日本医師会(日医)の会長選は1日に立候補の受け付けが締め切られ、元副会長の松原謙二氏(67)と、現職で再選を目指す松本吉郎氏(69)の2人が届け出た。両氏による会長選は2回連続。任期は2年で、全国から会員の代表が集まる22日の定例代議員会で投開票が行われる。

 大阪府医師会所属の松原氏は2013~22年に副会長を務めた。広島県出身。埼玉県医師会所属の松本氏は、前回22年の会長選で松原氏を破って初当選した。山口県出身。

 日医の会員は17万人を超える。自民党の有力支持団体で、医療機関の収入に当たる診療報酬の改定など、国の医療政策に大きな影響力を持っている。