厳しい暑さから身を守れ!奈良市「ひんやりオアシス」開放/奈良

AI要約

奈良市では、暑さを避けるための「ひんやりオアシス」が開放され、熱中症対策が重要視されていることが伝えられています。

施設は市内97か所で利用可能であり、一般の人々が気軽に立ち寄ることができるようになっています。

9月30日まで開放されており、熱中症を予防するために積極的に利用することが推奨されています。

厳しい暑さから身を守れ!奈良市「ひんやりオアシス」開放/奈良

 夏の暑さが本格的になるのを前に、奈良市では3日から暑さを避けるために駆け込める場所「ひんやりオアシス」が開放されています。

 こののぼり旗が「ひんやりオアシス」の目印。暑さをしのぐために冷房の効いたスペースを一般の人に開放した施設です。国内では、熱中症による死者が増える傾向で、近年は年間1000人を超える年もあり、自然災害による死者の数を大きく上回っているといいます。このため、熱中症対策の強化に向けた2023年の法律改正で、暑さから身を守るために避難する施設を市町村が指定できるようになりました。

奈良市医療政策課・岡武司さん

「奈良市では、熱中症による救急搬送の件数が年間230件前後で推移しています。熱中症による健康被害や救急搬送件数を減らすため、このたび『ひんやりオアシス』を指定しました。9月30日まで各施設の営業時間内で開放します。熱中症は防ぐことができます。外出時、気軽に利用し、熱中症を予防して頂きたいと思います。」

 奈良市では、市役所やはぐくみセンターなどの公共施設をはじめ、身近な場所である郵便局や薬局などあわせて97か所が涼めるスペースとして開放されています。厳しい暑さを避けるために気軽に立ち寄れる「ひんやりオアシス」は、この、のぼり旗が目印です。