5月の「歴代最高気温」が一番高い都道府県はどこ? 意外な答えに思わず目を疑う

AI要約

北海道で歴代最高気温が記録された5月は、39.5度の異常な暑さに見舞われたことが明らかになりました。

この異常気象は南からの暖かい空気と地形、風の影響によるフェーン現象が組み合わさった結果だった。

一方、アンケートでは4割近くの人が沖縄県を選んだが、沖縄県は5~9月の間に歴代最高気温上位20位に入ったことはなかった。

5月の「歴代最高気温」が一番高い都道府県はどこ? 意外な答えに思わず目を疑う

四季がある日本で比較的過ごしやすい時期の5月。歴代で「5月の最高気温」が一番高い都道府県はどこかご存知でしょうか。

今回、アンケートを取ったところ、正解率は8パーセントという結果になりました。

記事後半では、歴代で「5月の最高気温」が一番高い都道府県の観光情報と観光消費額単価を紹介します。

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LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「北海道」「埼玉県」「岐阜県」「沖縄県」の4択のうち、「歴代で5月の最高気温が一番高い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の38%が沖縄県と回答。

次に多かったのが37%の埼玉県。そして17%の岐阜県、8%の北海道という順番になりました。

沖縄県または埼玉県と答えた人が全体の7割以上を占めましたが、歴代で「5月の最高気温」が一番高い都道府県はどこなのでしょうか…。

歴代で「5月の最高気温」が一番高い都道府県は、北海道です。観測されたのは北海道の佐呂間町で、気温はなんと39.5度。

北海道で5月の歴代最高気温が記録されたとは意外ですが、実はこの気温が観測された2019年5月26日、北海道は異常な暑さに見舞われました。

南から暖かい空気が流れ込んでたことや、地形と風の影響によるフェーン現象も加わり、記録的な気温を更新したのです。

気象庁が公開している気象データの「歴代全国ランキング」によると、5月の最高気温の高い順で1位~19位までをこの日の北海道の各地域の記録が独占。

同率19位が1993年5月13日に観測された埼玉県秩父市の37.2度でした。

ちなみに6月の歴代最高気温は群馬県の40.2度、7月は埼玉県の41.1度、8月は静岡県の41.1度、9月は新潟県の40.4度となっています。

アンケートで4割近くの人が選んだ沖縄県は冬場の最高気温は高いものの、5~9月の間に歴代最高気温上位20位にランクインした月はありませんでした。