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眞栄田郷敦「全部お任せで臨みました」二階堂ふみに撮られて感じた「今までにない緊張」
眞栄田郷敦さんの写真集制作過程について、二階堂ふみさんとの絆や二階堂さんのクリエイティブな姿勢について語られている。
眞栄田郷敦さんが二階堂ふみさんを尊敬し、二階堂さんの自身も含めたチームでのものづくりに対する姿勢に感銘を受け、真似していると述べられている。
二階堂ふみさんによる眞栄田郷敦さんの写真集『眞栄田郷敦写真集 A Beautiful Blink』の撮影オファーの経緯や彼らの関係性が明らかにされている。
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飛ぶ鳥を落とす勢いとは、まさしく彼のことを言うのだろう。映画『東京リベンジャーズ』『ヒノマルソウル』『ゴールデンカムイ』、ドラマ『私の家政婦ナギサさん』『教場2』『レンアイ漫画家』『エルピス』『大河ドラマ どうする家康』などの話題作に次々と出演。現在は、ドラマ『366日』でのナチュラルな演技が支持されている眞栄田郷敦さん。間違いなく、今もっとも注目されている若手俳優の一人である。
今回、そんな郷敦さんの今を切り撮った一冊『眞栄田郷敦写真集 A Beautiful Blink』が完成。撮影を担当したのは、写真家としても評価されている俳優・二階堂ふみさんだ。3年前にドラマ『プロミス・シンデレラ』で共演して以来、表現者として絆を深めてきた2人のケミストリー。二階堂さんから「撮りたい」とオファーされた時の気持ち、実際のシューティングの様子など、制作過程について詳しくお聞きしていく。
「『撮りたい』というのは食事をしている時に言われました。二階堂さんと二階堂さんのマネージャーさん、僕と僕のマネージャーの4人でご飯を食べに行ったんですが、その時に二階堂さんから『こういう撮影を定期的にやってるんだけど、今度、郷敦くんも撮らせてよ』と。
僕のほうも特に深く考えず、『僕でよければ、ぜひ! 』みたいな軽いノリで返事をしたことを覚えています。
二階堂さんのことはもともと、ものづくりをするクリエイターであり表現者として尊敬していました。写真家としての二階堂さんがどんな感じなのかはわからなかったけれど、単純に『きっと面白いんだろうな、また一緒にものづくりをしたいな』と思ったんです」
クリエイター、表現者として二階堂さんを尊敬しているという郷敦さん。彼から見た“俳優部の同志”としての二階堂ふみとは、いったいどんな人なのだろう?
「二階堂さんは『俳優部』という言葉をよく使われるのですが、ものづくりをする一員だという心構えがちゃんとできている人、というイメージがすごく強くあります。
撮影部、衣装部、照明部などさまざまな部署があるなかで、やっぱり現場では俳優だけがちょっと特別扱いされがちなんですよね。だけど二階堂さんの中には自分もチームの一員に過ぎないという意識が常にあって、スタッフと同じ目線でものづくりについて話し合いながら進めていくんです。
自身のこだわりや解釈をきちんと相手にぶつけながら、皆でひとつの作品を作り上げていくその姿勢が、僕はすごく好きだなあと思っています。
『プロミス・シンデレラ』で二階堂さんとご一緒した頃の僕は、『ものづくりは好きだけど、どう立ち振る舞えばいいのかわからない』という状態で。そんな時に現場での二階堂さんの姿勢を見て『こういう在り方っていいな』と思い、以来自分も真似させていただいていると言いますか、大事にしています」