桐谷美玲が登場!「ゲラン」がミツバチ保護の大切さを伝える、ビースクールを開講【5月20日世界ミツバチの日】

AI要約

「ビースクール」では、ミツバチの生態や重要性を子どもたちに啓発する取り組みが紹介される。

ミツバチの一生や役割、食物連鎖への影響など、興味深い事実が解説される。

参加者はミツバチを守るためにできることを学び、植物の栽培や食物の大切さを再認識する。

桐谷美玲が登場!「ゲラン」がミツバチ保護の大切さを伝える、ビースクールを開講【5月20日世界ミツバチの日】

5月20日は「世界ミツバチの日」。19世紀にフランスで誕生した「GUERLAIN(ゲラン)」は、「ゲラン ミツバチ保護プログラム」を通して、ブランドのアイコンであり貴重な花粉媒介生物であるミツバチや生物多様性の保全に努めています。

その一環として2018年からスタートしたのが、ミツバチを保護することの大切さを次世代に伝えるための小学生向けの意識啓発プログラム「Bee School(ビースクール)」。これまで世界10か国以上で開催してきました。

2024年の日本における「ビースクール」は東京をはじめ、札幌、名古屋、宝塚など各地で開催。先日、今年第3回目の「ビースクール」が新宿区立淀橋第四小学校で開催、同校に通う5年生が参加しました。当日はゲランのローカルパートナーである「銀座ミツバチプロジェクト」協力のもと、ゲラン ジャパン アンバサダーを務める桐谷美玲さんと共に、ミツバチを保護することの必要性を伝えました。その取材レポートをお届けします!

■意外と知らない!? ミツバチの面白い生態

今回の授業では、ハチの種類、卵から成虫になるまでのミツバチの一生、蜜源のある場所を仲間に伝えるための「ミツバチダンス」などミツバチの生態や、そのもたらすものが私たちの生活とどんなふうに関わっているのか、などを動画を交えながら解説しました。

桐谷美玲さんがミツバチクイズを出題すると、児童たちは元気よく手をあげて回答。「ミツバチがいないとなくなってしまう食べ物や飲み物は?」という質問の答えに、“牛乳”が含まれていることを知った児童たちからは驚きの声が。直接的な関わりだけでなく、間接的にもミツバチが関係しているものが多くあるという事実を知り、ミツバチの重要性に対する理解が深まっている様子でした。

ミツバチの生態の中で特に興味深かったこと。それは、働きバチはメス(オスは何もしない)で、巣の掃除や幼虫のお世話や花の蜜をハチミツに変える「内勤バチ」と、外に出て花の蜜や花粉を集める「外勤バチ」に分かれていて、成虫になってからの日数を追って担当する仕事が変化していくということ。それぞれの役割を全うし、ミツバチは約1ヶ月という短い一生を終えるそうです。その一生のうちにミツバチが集めることのできる蜜の量は、なんとティースプーン半分~1杯分。ほんのわずかな蜜を作るために一生懸命に生きるミツバチたちのことを思うと、私たちが受けている恩恵は当たり前なことではなく、感謝しながら大切に守っていかなければならない、そう強く思いました。

授業では、ミツバチの巣箱や標本箱を観察するワークショップも。

興味津々に覗き込み、積極的に質問をする児童たちの姿が印象的でした。

■ミツバチ保護のために、私たちができること

授業を終えた児童たちに、桐谷美玲さんから修了証書とミツバチが大好きなラベンダーの種が贈られました。「おうちの方とお話しして、どこに植えようか相談してみてください。これからも、たくさんのミツバチを守ってあげてください」との桐谷美玲さんのコメントで締め括りました。

参加した児童は「今回の授業で、ハチには色々な種類がいることを知れた。ミツバチのことをたくさん知れてよかったです」と感想を述べました。

次世代を担う子どもたちだけでなく、大人の私たちにも今から取り組めることはたくさん。ミツバチが好きな植物を植えて育てたり、ミツバチが育ててくれた食物を大切にしたりするなどの些細なことはもちろん、ミツバチ保護に関する活動に参加するなど直接的に関わりを持つこともできます。

ぜひ皆さんも、これを機会にミツバチ保護への関心を高めていただけたら嬉しいです。