高野山などの101カ寺「被害あり」 寺の獣害、マップで対策を

AI要約

 近畿大生物理工学部と高野山大文学部の学生が、紀北地域の寺院での野生動物による被害を調査し、獣害マップを作成。ポスターも作り、地域の市役所や町役場に配布。被害の種類や動物の種類など、調査結果をまとめた。

 被害のある寺院の場所を明確に示すマップや、高野山と他の地域での被害の違いを示すポスターが作成された。学生たちは獣害対策に積極的に取り組み、地域社会に貢献したいと話している。

 専門家や学生が連携して行った獣害調査が、文化財への獣害対策の参考になる可能性がある。行政や専門家の協力を得て、獣害対策の政策立案につなげる取り組みも展開されている。

高野山などの101カ寺「被害あり」 寺の獣害、マップで対策を