# 獣害

クマの出没なぜ増えた? 「人慣れ個体にも注意を」福知山市獣害対策シンポで兵庫県立大の横山教授が解説
2024.07.21

クマの出没なぜ増えた? 「人慣れ個体にも注意を」福知山市獣害対策シンポで兵庫県立大の横山教授が解説

 全国的にツキノワグマの出没や人身被害が相次ぐなか、京都府福知山市は、市役所隣のハピネスふくちやまで14日に獣害対策シンポジウムを開いた。専門家が最新のクマの動向や対策を話し、参加者約80人に「出没の予測は困難で自然災害に近く、発生予防の考え方が重要」と訴えた。 兵庫県立大学自然

延べ60人がくくりわなの安全学ぶ 館山・南房総の2会場で(千葉県)
2024.07.17

延べ60人がくくりわなの安全学ぶ 館山・南房総の2会場で(千葉県)

イノシシなどの有害鳥獣捕獲従事者を対象とした講習会が、11日に南房総市丸山体育館、12日に館山市の菜の花ホールで開かれた。2日間で延べ60人が、「くくりわな」を使用する際の安全対策について理解を深めた。共通した地域課題に連携して取り組む館山市と南房総市が、定住自立圏構想に基づいて

イノシシ肉「ジャークボアー」も、学生らがジビエ料理提供…佐賀市・どんどんどんの森に行列
2024.07.07

イノシシ肉「ジャークボアー」も、学生らがジビエ料理提供…佐賀市・どんどんどんの森に行列

 野生のイノシシ肉を使ったオリジナルメニューを提供するイベント「ジビエを食せ!!猪突猛進フェス」が6日、佐賀市天神の「どんどんどんの森」で開かれた。 イノシシなどが農作物に被害を与える獣害を知ってもらい、ジビエ(野生鳥獣の肉)を広めようと、佐賀青年会議所と県が初めて企画した。

松枯れの倒木で防獣柵損壊の危険 長野県松本市が予防伐採を実施へ
2024.07.05

松枯れの倒木で防獣柵損壊の危険 長野県松本市が予防伐採を実施へ

 松枯れ被害の拡大に伴い、枯れた木が倒れて獣害防護柵が損壊するケースが長野県松本市内で急増している。修復箇所の累計延長は令和4年度が730メートル、昨年度は842メートルで、本年度は6月末時点ですでに832メートルに上る。このままでは田畑へのシカの侵入・食害が広がりかねないとして、市は本年度、

「ハイブリッド熊」説の真偽を専門家に聞くと… 被害者の妻が明かす「秋田3人死傷クマ事件」直前の会話 「“爆竹を買った方がいい”と勧めたのですが」
2024.06.23

「ハイブリッド熊」説の真偽を専門家に聞くと… 被害者の妻が明かす「秋田3人死傷クマ事件」直前の会話 「“爆竹を買った方がいい”と勧めたのですが」

 環境省によると、すでに今年5月の時点でクマによる全国の人身被害件数は13件に上っている。秋田県でも3名の死傷者が出たばかりで、事件の目撃者・遺族の証言は凄惨を極める。一方で現場周辺では、「ハイブリッド熊」のうわさも飛び交っていて――。 *** 2016年に秋田県鹿

クマ被害相次ぐ岩手県、わなを遠隔で確認できる新システム…AI使い「捕獲」判断  
2024.06.15

クマ被害相次ぐ岩手県、わなを遠隔で確認できる新システム…AI使い「捕獲」判断  

 岩手県内でツキノワグマなど野生動物による人や農作物への被害が相次ぐ中、ICT(情報通信技術)を活用し、わなの状況を遠隔で確認できる新システムが誕生した。開発したのは今春まで岩泉町の地域おこし協力隊として活動した沢里寛行さん(47)。わなの見回り軽減や捕獲効率の向上も期待され、「猟友会や地元住

「怖い怖い怖い」「恐怖でしかない」 長さ25センチ、畑に残された巨大なヒグマの足跡に戦慄の声
2024.06.07

「怖い怖い怖い」「恐怖でしかない」 長さ25センチ、畑に残された巨大なヒグマの足跡に戦慄の声

 全国各地でクマによる獣害が相次いでいる。北海道・幕別町では、畑の敷地内にヒグマが出没。巨大な足跡を収めた写真が大きな関心を集めている。畑を管理する投稿者に話を聞いた。 今月3日、SNS上に投稿された砂糖の原料となるテンサイの畑を収めた写真。畑の畝の間には、長さ25センチにも達す

中山間地の持続可能な農業探る 富山・中央農業高生、トウガラシ植える
2024.06.01

中山間地の持続可能な農業探る 富山・中央農業高生、トウガラシ植える

 富山県の中央農業高校(富山市東福沢・大山)の生物生産科作物科学コース野菜専攻科の3年生6人は31日、同校の野菜農園に、激辛トウガラシ「キャロライナ・リーパー」の苗を植えた。食品商社のユナイト(同市鶴ケ丘町)から栽培の委託を受け実施。耕作放棄地の減少を目指し、中山間地の持続可能な農業のあり方を

犯人は「ハクビシン」 1本の木から15kgほど収穫できるサクランボ 5本の木の実がほぼすべて食べられる“食害” 5日連続で被害の農家は「どれくらいの被害になってしまうか…」
2024.05.31

犯人は「ハクビシン」 1本の木から15kgほど収穫できるサクランボ 5本の木の実がほぼすべて食べられる“食害” 5日連続で被害の農家は「どれくらいの被害になってしまうか…」

サクランボの実がきれいになくなっています。これは、摘み取ったのではなく、ハクビシンによる食害でした。青森県南部町では、5日連続で被害を受けたサクランボ農家もいて、対策強化に乗り出しています。食害が確認されたのは、南部町のサクランボ農家・大向光嘉さんの農園です。サクラ

タイワンリスの鳴き声をAIで識別 NTT東日本が獣害対策で令和6年度中の実用化目指す
2024.05.30

タイワンリスの鳴き声をAIで識別 NTT東日本が獣害対策で令和6年度中の実用化目指す

農作物やケーブルなどをかじって被害をもたらす特定外来生物「クリハラリス(タイワンリス)」の増殖が問題となっている神奈川県内で、NTT東日本神奈川事業部が鳴き声を人工知能(AI)解析で識別する調査を行った。一部で識別できない聞き逃しはあったものの、本格運用する上で大きな問題にはならないと判断。令

「人喰いクマは増殖する」 秋田・十和利山にいま識者が警鐘を鳴らす理由 「8年前の教訓忘れないで」
2024.05.24

「人喰いクマは増殖する」 秋田・十和利山にいま識者が警鐘を鳴らす理由 「8年前の教訓忘れないで」

 今月18日、秋田県鹿角市の山林で、男性の遺体を収容しようとした警察官2人がクマに襲われて重傷を負った。現場は、クマの行動範囲からみると、8年前の「十和利山クマ襲撃事件」現場とほぼ重なる。「このままでは、人喰いクマの被害が広がりかねない」。専門家は対応に警鐘を鳴らす。*   * 

【独自】農業被害対策を“妨害” 繰り返し害獣の「ワナ」をふさぐ男 悪質なイタズラか 福岡・須恵町
2024.05.08

【独自】農業被害対策を“妨害” 繰り返し害獣の「ワナ」をふさぐ男 悪質なイタズラか 福岡・須恵町

高野山などの101カ寺「被害あり」 寺の獣害、マップで対策を
2024.05.06

高野山などの101カ寺「被害あり」 寺の獣害、マップで対策を