ホラー回が話題の『クレヨンしんちゃん』より怖かったのは、30~40代男女が「子どもの頃に見てトラウマになったアニメ」【トップ3】

AI要約

『クレヨンしんちゃん』に覆面ホラー作家兼YouTuberの雨穴氏が出演したエピソードが話題に。アニメにはトラウマ回と呼ばれる怖い内容の回がある。30~40代の男女100人にアンケートを取り、「子どもの頃に見てトラウマになったアニメ」を調査した。

第3位には『火垂るの墓』がランクイン。戦争のリアルな描写や報われない結末がトラウマを生む要因となっている。

第2位は『地獄先生ぬ~べ~』。オカルト要素や恐怖描写が多く、怖いシーンが多いエピソードも挙げられた。

ホラー回が話題の『クレヨンしんちゃん』より怖かったのは、30~40代男女が「子どもの頃に見てトラウマになったアニメ」【トップ3】

 8月31日放送の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)に、今話題の覆面ホラー作家兼YouTuberの雨穴氏が本人役で出演したことが話題になった。この日は「夏の終わりはホラー見れば~?SP」として、ホラー作品2本立てで放送された。『クレヨンしんちゃん』には、過去にもネネちゃんの“殴られウサギ”シリーズなど、幼少期に見たら「トラウマ確実」とファンの間で話題の回がいくつもある。『クレヨンしんちゃん』以外にも、アニメにはたまに“トラウマ回”とよばれる怖い内容のものがある。そこで今回は30~40代の男女100人に「子どもの頃に見てトラウマになったアニメ」ついて聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(8.0%)は、『火垂るの墓』。

 1988年公開のスタジオジブリ制作アニメ映画『火垂るの墓』は、野坂昭如氏の小説が原作で、第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、空襲で母を失い孤児になった兄と妹が必死に生き抜こうとする姿を描いたストーリー。過去に『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で何度が放送されているが、戦争のリアルを描いた目を背けたくなるような描写や、報われない最期にトラウマレベルの衝撃を受けた人も多い。2018年に放送されて以降、テレビで放送されていない。

「子ども心に戦争の恐ろしさを感じたのと、結末の悲しさ残酷さに涙が止まらなかった」(42歳/女性)

「あまりにも悲しすぎるから」(48歳/男性)

「戦争の恐ろしさ、怖さ、辛さ、家族の絆、人の本心など、感情の全てを感じてぐちゃぐちゃになった」(42歳/女性)

「母親が空爆に巻き込まれて火傷を負ってしまったシーンが恐ろしかった」(41歳/男性)

「うじ虫の描写が今でもトラウマ。虫が苦手なのと、亡くなった人にたかる虫が怖い」(43歳/女性/主婦)

 第2位(9.0%)は、『地獄先生ぬ~べ~』。

 原作・真倉翔氏、作画・岡野剛氏による漫画原作の『地獄先生ぬ~べ~』は、1996~1997年にテレビ朝日系で放送。鬼の手を持つ霊能力教師・鵺野鳴介こと“ぬ~べ~”が生徒を守るために、妖怪や悪霊などと闘う姿を描いた学園ヒーローアクション作品で、オカルト要素、恐怖描写が多く、トラウマ回も多かった。『地獄先生ぬ~べ~』は2025年に新アニメ化することが7月に発表され、コンプライアンスなどの変化で、作風がどう変わるのかも注目されている。

「“はたもんば”の回で、打首刀が変化した妖怪が賽銭泥棒をした男子生徒を執拗に追いかけ回して首をはねようとする話が怖かった」(36歳/男性/学生・フリーター)

「すごい怖いシーンがあった」(33歳/男性/総務・人事・事務)

「雰囲気、迫力があった」(34歳/男性)

「幽霊が怖いから」(34歳/男性/総務・人事・事務)

「怖い話ばかりだったから」(39歳/女性/総務・人事・事務)