BMW M3の一部改良モデル上陸 出力アップしたエンジンと精悍なフロント・マスクで魅力アップ
BMW M3は、BMW M社が本格的なサーキット走行も見据えたスポーツ・モデルとして3シリーズのセダンやツーリングをベースに仕立てたMハイ・パフォーマンス・モデルである。
2024年9月10日に発表されたBMW M3の一部改良モデルでは、顔つきが精悍になり、出力が20ps向上して530psに達している。
最新のコネクティビティや運転支援機能、価格など、BMW M3にはさまざまなアップデートが施されている。
「BMW M3」は、BMW M社が3シリーズのセダンやツーリングをベースに、本格的なサーキット走行も見据えたスポーツ・モデルへと仕立てた「Mハイ・パフォーマンス・モデル」である。
◆10月から納車開始
その現行型BMW M3(セダン/ツーリング)の一部改良モデルの発表が2024年9月10日に行われた。デリバリー開始は10月の予定になっている。
◆20ps高い530psへ出力アップ
一部改良のトピックスは、アダプティブLEDヘッドライトの採用により精悍さを増した顔つきで、持ち味のレーシーさに磨きが掛けられた。エンジン出力の向上もニュースで、高出力版となるコンペティション仕様の3.0リッターの直列6気筒ツインターボの「Mツインパワー・ターボ・エンジン」は出力が20ps向上され、530psに達している。
日本仕様は、BMWが誇る後輪駆動をベースとしたインテリジェント4輪駆動システムの「M xDrive」とデュアルクラッチ式7段自動MTの組み合わせのみとなる。
◆運転支援とコネクティビティも最新版にアップデート
そのほか、高速道路での渋滞時にドライバーの疲労を軽減するハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、「OK、BMW」と話し掛けることで、車両の操作や目的地の設定などが可能な最新のコネクティビティなども用意している。
価格は、セダンの「M3コンペティションM xドライブ」が1430万円、ワゴン・ボディの「M3コンペティションM xドライブ・ツーリング」が1440万円。一部改良前からそれぞれ6万円アップとなっている。
文=塚田勝弘
(ENGINE WEBオリジナル)