アイスや冷たい物の食べ過ぎで「腹痛、下痢」が!すぐできる治し方や対処法

AI要約

アイスや冷たい食べ物を食べすぎるとお腹を壊す原因は、血行が悪くなって消化機能が低下することと、体内の冷えから老廃物の排出が滞ることによる。

冷たい食べ物を食べた後は温かい飲み物や食べ物を一緒に摂ることで体を温めることが効果的であり、腹巻きやカーディガンなど外からも体を温める工夫も有効。

かき氷やアイスが食べたい場合は、温かい飲食物とバランスよく摂取することでお腹を壊すリスクを低減できる。

アイスや冷たい物の食べ過ぎで「腹痛、下痢」が!すぐできる治し方や対処法

「アイスを食べるとすぐにお腹を壊してしまう…治し方を知りたい!」「冷たい飲み物をとりすぎると下痢になるのはなぜ?」「アイスを食べてもお腹が痛くならない対処法は?」アイスやソフトクリームにかき氷、冷たい食べ物が大好きだけど、食べすぎると腹痛や下痢に襲われてしまう……でもやっぱり食べたい! そんなあなたのために、冷たいものでお腹を壊す原因や、効果的で簡単な対策法を専門家の先生に聞いてみました。【人には聞きづらい“女子の保健室的なお悩み”について、お医者さんにしっかり取材をして信頼できるアドバイスをもらおう!という企画『ViVi保健室』!】

Q.“映え”のためにかき氷とかアイスを食べてますが、お腹を壊すんです。壊さない方法と、壊したらどうしたらいいのかを教えてください。

◆答えてくれる先生はこの人!

医師 「イシハラクリニック」副院長。

石原新菜先生

漢方医学、自然療法、食事療法をメインに、さまざまな治療を行うかたわら、テレビやラジオなどにも出演。実は先生も20代の頃は、ビールが大好物で冷えがひどかったとのこと。体重も今より10kg重く、頭痛、肩こりはもちろん、便秘、切れ痔、多汗症と不調のオンパレードだったけど、“温め”を意識して生活することで改善。今ではヘルシー美女医としても話題に!

http://www.ishihara-yumi.com/clinic.html

かき氷やアイスは、カラダから熱を奪う冷却性の食べ物。これらを食べすぎると、食べ物の通り道である胃腸の血行が悪くなり、消化機能が低下。

さらにカラダの中心部が冷えることで、血行が悪くなると、不要な老廃物の排出が滞り、きちんと栄養をカラダのすみずみまで届けることができない状態に。

となるとカラダは、“まずは冷たいものをカラダの外へ早く出さなくちゃ”との危機感から、即座に排出できる下痢を起こすのです。

とはいえ、かき氷やアイスは食べたくなってしまうもの。とくにこれだけ暑いとなおさらです。

ならば、せめてホットティーなど、温かいものを一緒に摂って、カラダが冷えすぎるのをセーブ。温め効果のあるココアに、同じく温め効果のあるシナモンなどのスパイスを入れると、さらに◎。コーヒーはカラダを冷やすと言われていますが、シナモンを入れると血流がよくなるので、スタバなどでもシナモンパウダーを振るのがオススメです!

また、小豆は温め食材なので、宇治金時などの小豆あんを使ったメニューを選ぶのもありです。が、やっぱり温かいものと一緒にいただく方がベター。

また、中からだけではなく、外から温めるのも効果あり。いちばんのオススメは腹巻きです。最近は、かなり薄手のものも多く、洋服に響かないものも。それでも抵抗があるなら、せめてストールやカーディガンなどを用意しておき、食べるときはお腹に巻き付けておくといいでしょう。