この秋ガーデンにお迎えしたい宿根草《厳選7種》ナチュラル&手間いらず
植えっぱなしにしても、毎年開花する宿根草は、素朴でナチュラルな雰囲気が魅力の植物です。
地植えにすれば世話の手間が少なくなるだけでなく、しっかりと育ちやすく見映えもよくなります。
ベロニカ、カラミンサ、クレマチス、ノコンギク、ヘリオプシス、カラスバミセバヤ、ウメバチソウの宿根草を紹介。
各宿根草の特徴やおすすめ品種、価格について詳しく解説。
植えっぱなしにしても、毎年開花する宿根草は、素朴でナチュラルな雰囲気が魅力の植物です。
地植えにすれば世話の手間が少なくなるだけでなく、しっかりと育ちやすく見映えもよくなります。
そこで今回は、この秋ガーデンに迎えたい宿根草について参考価格とともに紹介します。
※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
・ベロニカ
・カラミンサ
・クレマチス
・ノコンギク
・ヘリオプシス
・カラスバミセバヤ
・ウメバチソウ
それでは、ひとつひとつみていきましょう。
●ベロニカ
ベロニカはパープルやブルー、ピンクの花が咲く宿根草。品種が豊富で、草丈が高い品種、ほふくして育つ品種などがあります。
草丈が高い品種はロウソクのような花穂が美しく、大きく育つと存在感があります。人気の「ベロニカ・オックスフォードブルー」は這い性の品種で、グランドカバーにもおすすめです。
※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
●カラミンサ
寄せ植えにもおすすめのカラミンサは、爽やかな印象の宿根草です。とても丈夫な性質で、植えっぱなしでも育てやすいのが特徴です。
開花期は春から秋まで続き、夏の暑さにも負けずに開花します。開花期が長い分、茎が伸びて姿が乱れやすくなるので、適宜切り戻しをして整理しましょう。
※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
●クレマチス
クレマチスは「つる性植物の女王」と呼ばれ、世界中で愛されている人気の宿根草です。華やかながらも繊細な雰囲気があり、ガーデンを一年中美しく彩ります。
開花期は品種によって異なり、秋は四季咲きや夏~秋咲き、冬咲きの開花シーズンに当たります。それぞれ特徴が異なるので、組み合わせて楽しむのもおすすめです。
※参考価格:600~1000円(3号ポット苗)
●ノコンギク
パープルやピンクの美しい花を咲かせるノコンギク。キク科の宿根草で、茶花としても親しまれています。
可憐な見た目ですが、性質は強健。植えっぱなしでも育てることができます。環境が合えば増えていく可能性があるので、増やしたくない場合は適宜引き抜いたりして、整理しながら育てましょう。
※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
●ヘリオプシス
ヘリオプシスは「ヒメヒマワリ」とも呼ばれ、小さなヒマワリのような花を咲かせる宿根草です。
初夏から秋にかけて開花しますが、秋ガーデンには、やや落ち着いた色調の花色や茎の色がダークカラーの品種がおすすめ。花自体のもちもよく、ひと花を長く楽しめるのも嬉しいポイントです。
※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)
●カラスバミセバヤ
カラスバミセバヤは、秋ガーデンにぴったりのダークカラーがオシャレな宿根草です。茎の先端に咲くピンクの花も可愛らしく、寄せ植えのアクセントにもおすすめです。
多肉植物に分類されるため、多湿に気をつけて育てるようにしましょう。
※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
●ウメバチソウ
ウメの花のように可憐な丸い花を咲かせるウメバチソウ。ピンクやホワイトの花色や丸い葉が可愛らしい宿根草です。
明るい日陰で適度に湿り気のある場所が生育に適しています。耐寒性があるので冬は日なたでも問題ありませんが、乾燥には注意が必要です。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
今回は、この秋ガーデンに迎えたい宿根草について紹介しました。
園芸店にはオータムカラーの植物が続々登場しているので、季節のイベントを意識しながら苗を選んでみるのもおすすめです。
宿根草は毎年開花するので、来年以降もガーデンを美しく彩ってくれることでしょう。お気に入りの宿根草を見つけて、長く楽しんでくださいね。