お小遣い制度は必要ない…夫婦でお金を貯められる「たった1つの方法」【ミニマリスト・なにおれ氏の助言】

AI要約

夫婦でお金を貯めるためには、コミュニケーションが重要である。お互いの価値観やゴールを合わせるために、たくさん話し合うことが必要。

夫婦でお金を貯める最大の障害は、お互いの理想やゴールが一致していないこと。2人で共通の貯金計画を立てることが重要。

貯金計画を立てる際には、必ず2人で話し合い、家族の将来やライフステージの変化も考慮する必要がある。

お小遣い制度は必要ない…夫婦でお金を貯められる「たった1つの方法」【ミニマリスト・なにおれ氏の助言】

夫婦といっても他人同士です。「お金」の価値観をすり合わせて、足並みを揃えて夫婦で貯金をすることに苦戦している人は多いでしょう。本記事では、大人気ブロガー・なにおれ氏の著書『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方』(大和出版)より一部抜粋・再編集し、夫婦で協力してお金を貯める方法について解説します。

僕はブログだけでなく、YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSでもお金と暮らしについての発信をしています。その中でよく相談されることがあります。それが、「夫婦でお金を貯められない」ということです。

結論からいえば、夫婦でお金を貯める方法はひとつしかないと思っています。それが、「たくさんお喋りをしましょう」ということです。日頃からたくさんお喋りをしてコミュニケーションをとるからこそ、夫婦でお金を貯める上で大事なことが見えてきます。

結局のところ、夫婦で足並みを揃えてお金を貯められない最大の原因は、「夫婦としてお金を貯めてなにを実現したいのか?」の認識が一致していないことにあります。これが9割の原因です。よくあるケースに、「自分はこうしたいけどパートナーが協力してくれない」というものがあります。この問題の原因は、2人にとって理想的なゴールが同じではないことにあります。

夫婦というのは、違う人間が生計を一緒にすることです。どれだけ価値観が近い者同士であっても、必ずピッタリと同じ価値観なんてことは100%ありえません。だからこそ、話し合いで2人にとっての理想的なゴールをすり合わせ続けることが大切です。それが、たくさんお喋りをしましょうという話になります。

もっといえば、貯金計画を立てる際には、必ず2人で一緒に考えるようにしなければいけません。どれだけ家族のことを思って計画したとしても、1人で計画を立てるとそれは独りよがりのものになってしまいます。

「私は家族のことを考えているのに、パートナーがそれに協力してくれない」というのはまさに、貯金計画を2人で立てていないことが原因です。そのため、仕事を変える、子どもを作る、住む場所を移すなど、2人にとって理想とするライフステージの変化も織り込んで貯金計画を立てる必要があります。