シンプルな服だけで「また同じに見せない」着方・合わせ方のテクニック
新鮮味をもたらす着方やアイディアを提案。意図的な適当感や似たものどうしをレイヤードする方法を紹介。
着方を変えて凝った印象を演出。オシャレの可能性を広げるアレンジを考えてみよう。
ワードローブのアイテムを活かして、自由なマインドで着こなしを楽しむポイントを紹介。
着慣れた服に新鮮味をもたらす、ちょっとひねった選びや着方のアイディアをご提案。こなし方を変えてみる、新たなアイテムの+1、〇〇だけのマイナーチェンジなど。リアリティはありつつ凝った印象へ導く多彩なアレンジで、オシャレの可能性を広げてみませんか?
【POINT01】着方でつくる「意図的な適当感」
わざとずらす、きっちり留めないなど。優等生ではない着方によってこなれ感につながる隙が誕生。自由なマインドで向き合うことで “いい味”に。
■ボタンをすべて中途半端に開けラフさを回避
≫差し色もトーンをそろえて淡ピンク
そもそも品がよく、だからこそ無難にそでをとおすと地味にも陥りやすいベージュのシャツ。えりとすそは極力ボタンをとめずに、そではまくらず、開けたまま。「ねらった無造作」をもって、ワントーンに動きがついて新鮮。
【POINT02】「似たものどうしをレイヤード」
同じ形をあえてもう1枚重ねることで、シルエットはそのまま単調に見えない奥行きをメイク。中でも今季注目のシアーな素材はニュアンスをつくりやすく、中に着ているものが透けるおかげでおのずと一体感が誕生。
■「どっちもV」の首元でつくる軽やかさ
≫ゆるいのにキレのあるルックスに
ジレとスカートの色をそろえて、縦長を意識。Vネックを重ねることで、それぞれ1枚よりもシャープさが増し、さらなるすっきり見せを実現できる。