「はーい、産むよー」出産直後のバービーが伝える「40歳の出産ドキュメント」
バービーさんが大病院での出産の不安から転院を決意し、産後ケア施設に移ることを決める。
転院後、帝王切開が決定され、手術日を決めるために占い師に相談する。
赤ちゃんの誕生日をアーティストのレディー・ガガになぞらえて手術日を決定する。
フォーリンラブ バービーさんのFRaUweb連載「本音の置き場所」第56回では、2024年8月18日に自身のSNSで第一子の出産を報告したバービーさんに、出産直前~出産当日の様子を綴っていただいています。自身が持っている疾患もあり、妊娠出産の高リスクが予想されるため、何かトラブルがあったときにはすぐ受診でき、最新かつ完璧なオペレーションとマニュアルを備えた大きな病院に通っていたのですが、大病院がゆえ、じっくりと話ができなかったり、流れ作業のように感じてしまう診察などに徐々に不安が募っていったというバービーさん。
そんななか、知人がおすすめしてくれた産婦人科併設の産後ケア施設の見学に訪れ、今まで口にできなかった不安を率直に話すことができ、寄り添ってもらえたことで安心できたバービーさんは、「ここで産みたいです!」と転院を決意した話を前編でお伝えしました。後編では、いよいよ赤ちゃんを迎えた出産当日の様子をお伝えします。
「ここで産みたいです!」初めて本音を口にできて、号泣してしまった私の言葉に、院長先生はこう言った。
「いいわよ」
「帝王切開も立派なお産よ」
「マジかよ」という感じで、部屋の空気が一瞬止まった。院長と私の見切り発車気味のやりとりに、若干周りが引いているようだった。
つーたんは驚きつつも「もうお願いしたいって決まってるんでしょ?」と半分納得してくれているようだった。
「今の病院もとてもいい病院よ」と、付き添ってくれた知人が熟考を促す。たしかにリスクの高い妊婦である私が、臨月まで来れたのは大病院のおかげだ。できるのであれば、わだかまりなく、すっきりとした気持ちで転院したい。
そして翌日。なんと電話一本で転院完了。感謝こそ伝えられなかったが、なんらかの方法でありがとうございましたと御礼を伝えたい。
2日後には転院して初受診。2週間後に帝王切開が決まった。
これまた別の占い師さんに赤ちゃんの誕生日の相談をして手術日を決定。候補日は2つ。
海外を転々とする実業家か、愉快で個性的なレディー・ガガのようなアーティスト。夫が後者を強く希望したため、そちらに決定!