数百匹のトンボの大群がビーチに襲来…観光客がパニック状態に「映画のワンシーンのよう」

AI要約

アメリカ・ロードアイランド州のビーチで数百匹のトンボの大群が出現し、海水浴客がパニックに陥る。

トンボの大群による予想外の出来事に遭遇した海水浴客の体験やSNS上での反応について。

専門家の見解によると、トンボの大群は自然現象であり、無害であるため恐れる必要はない。

数百匹のトンボの大群がビーチに襲来…観光客がパニック状態に「映画のワンシーンのよう」

アメリカ・ロードアイランド州のビーチに数百匹のトンボの大群が出現!海水浴客は大パニックに陥った。去る7月27日、SNSに投稿されたのは虫嫌いには悪夢のような光景だった。数百匹のトンボの群れが一斉にビーチに現れたのだ。

動画には、青空を一気に曇らせるように現れた大量のトンボが、海水浴を楽しむ人々を取り囲む様子が映し出されている。ビーチは一瞬にしてパニックに包まれ、荷物をまとめて逃げ出す人、タオルで顔を覆う人、そして異様な光景を冷静に見つめる人々が見られた。たった数分の出来事だったが、悲鳴をあげて怖がる子どももいたという。

ミスカミカット州立ビーチは、ロードアイランド州で最も人気のあるビーチのひとつ。この予想外のトンボの襲来に遭遇した海水浴客は「こんな光景は見たことがない」と語り、自然との特別な共有体験だったと振り返った。また、午後4時頃に風向きが変わり、トンボが海の方から押し寄せたように見えたという。何匹かは彼女の髪にとまり、他のトンボはビーチにいる人たちの膝やつま先にとまったそうだ。

SNS上では、トンボの大群について「虫嫌いには悪夢」「映画のワンシーンみたいだ」「トンボの侵略?」「何かトンボたちがメッセージを伝えたいのかも」といった多様な意見が飛び交った。中には『スター・ウォーズ』のXウイング戦闘機を連想させるとの声もあった。

このトンボの大群について、ロードアイランド州のトンボ専門家ジンジャー・ブラウン氏は、トンボの移動期間に起こる自然現象である可能性が高いと説明する。同州ではここ数週間、干ばつが続いており、湿地や沼地が干上がった結果、トンボたちは新たな生息地を求めて移動を開始したという。また、ブラウン氏は、トンボが人を噛んだり刺したりすることはないので、怖がる必要はなく、この現象を楽しんでほしいと付け加えた。

「恐れることはありません。彼らは噛んだり刺したりしませんから。ただその現象を楽しんでください。彼らは優れた視覚を持っているので、あなたの顔に飛んでくることはありません」

とはいえ、いくらトンボが無害だと言われても、突然目の前のビーチにこんな大群が現れたら、たとえ虫好きであってもその迫力に圧倒され、思わず悲鳴をあげてしまうことだろう。