空木春宵さん「感傷ファンタスマゴリィ」インタビュー 社会の痛みに向き合った幻想SF

AI要約

幻想文学ファンが熱い視線を向ける新鋭・空木春宵さん。SF短編を紡ぎ続ける彼の作品は江戸川乱歩や谷崎潤一郎の影響が感じられるレトロで耽美的な舞台設定を持っている。

小説家としてデビューした空木春宵さんは、創元SF短編賞の佳作に選ばれた「繭の見る夢」で注目を浴びた。実はSFというジャンルを意識していなかったが、幻想系の作品も許容気質であると感じていた。

空木春宵さんは大学時代に『源氏物語』を専攻し、『源氏物語』に見られる景情一致などの表現に魅了されていた。また、日本近代文学から影響を受けた作家として江戸川乱歩の作品に特に惹かれている。

空木春宵さん「感傷ファンタスマゴリィ」インタビュー 社会の痛みに向き合った幻想SF