ファン&冷却プレート搭載でひんやり気持ちいい。リュックの汗蒸れ問題とさよなら【今日のライフハックツール】

AI要約

バックパック派にとっては、背中の蒸れが不快になる季節。今回は、そのお悩みを一発で解決できる便利グッズを紹介します。

「ひんやりュック」は、夏でも快適に背負えるリュックで、小型ファンと冷却プレートを搭載。背中に蒸れが気になる人にオススメ。

筆者が試した結果、背中とバックパックが接触せず、冷却された送風が快適。横から見た感じはやや厚みがあるため、満員電車向けではないが、アウトドアでの使用に適している。

ファン&冷却プレート搭載でひんやり気持ちいい。リュックの汗蒸れ問題とさよなら【今日のライフハックツール】

バックパック派にとっては、背中の蒸れが不快になる季節。

今回は、そのお悩みを一発で解決できる便利グッズを紹介します。サンコーの「ファンと冷却プレートで背中蒸れとおさらば「ひんやりュック」』(以下「ひんやりュック」)です。

【「ひんやりリュック」はこんな人にオススメ!】

夏でも快適に背負えるリュックが欲しい

取り外し可能な冷却ユニットを採用したリュックが欲しい

自転車や徒歩で移動することが多い

本製品は、メッシュの生地が張られた反りのあるフレームに、正方形の冷却ユニットがついたものです。

冷却ユニットからケーブルが延びており、その先にリモコンがあります。これで電源のオン・オフや冷却強度の調整を行ないます。これには給電用のType-C USBポートもあります。

Type-C USBケーブルは同梱されていますが、給電に必要なモバイルバッテリーは自前で用意する必要があります(本体にバッテリーは内蔵されていません)。作動時間は、10000mAhのモバイルバッテリーだと4~5時間です。

使用の際は、これをお手持ちのバックパックの背面に装着します。それには、上部に2つあるバックルと下部の2つのマジックテープを、バックパックの肩ベルトに通します。

あとは普通にバックパックを背負って、スイッチを入れるだけです。

「ひんやりュック」の冷却の仕組みは2つあります。1つは、小型ファン(扇風機)で背中に風を送る方法。

もう1つは、異なる金属の間に電流を流すと、冷却面と発熱面ができるペルチェ効果を活用したものです。この効果は、PCのCPU冷却や車載保冷ボックスなど、さまざまに応用されています。「ひんやりュック」にも、同様の効果を生み出すプレートがついており、それが背中に冷感を与えてくれます。冷却プレートはオフにして、ファンの送風だけも可能です。

筆者が住んでいる東北地方も、いよいよ日中の気温が30度になり、早速使ってみました。普段使っているバックパックは、蒸れ対策として背中に当たる面が湾曲しており、接触面が少なくなる構造。

ですが、本当に暑い日だとさして効果はなく、すぐに背中が汗まみれになります。それで、夏場はバックパックを使わないようにしていますが、それだとロードバイクに乗れないなど不便がありました。

さて、「ひんやりュック」を取り付けたバックパックを背負って、2時間ほど歩き回って検証します。そもそも背中とバックパックが全く接触しないので、接触に伴う蒸れはありません。そこへもってきて、冷却された送風が背中に当たるので、これはなかなか快適です。背中全体でなくピンポイントへの送風なのですが、その点は問題だとは感じませんでした。

ただ、横から見た感じはやや仰々しく、バックパック自体と合わせた奥行きはそれなりの厚みになります。なので、満員電車に乗るような時は、着用は避けたほうが無難でしょう。軽装でのトレッキングやサイクリングのときは、ベストチョイスになるはずです。

ちなみに、「ひんやりュック」は、背もたれのある椅子や乗用車のシートにも装着できます。節電のためエアコンを止めているときに重宝するでしょう。この場合、本体の椅子用ベルトの金具に、付属の2本のフックを差し入れ、背もたれにひっかけて固定します。

ただ、高さのある背もたれではないとフックがうまく引っかからないので、その場合は、単に背もたれに立てかけておくといいでしょう。

バックパック派にとっては、これからの炎暑対策におすすめのアイテムだと思います。

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Source: Amazon.co.jp, THANKO