富士フイルム、「チェキ」の新型プリンターを発売 ARで撮影シーンを自分好みに編集

AI要約

富士フイルムは19日、新型プリンター「instax mini Link3」を発表。スマートフォンで撮影した画像をフィルムで出力できる

新型プリンターにはARエフェクト機能が搭載され、撮影シーンを自分好みの空間に編集可能

富士フイルムは若い世代をターゲットに販売拡大を目指し、チェキシリーズの生産能力を増強する計画

富士フイルム、「チェキ」の新型プリンターを発売 ARで撮影シーンを自分好みに編集

富士フイルムは19日、インスタントカメラの人気商品「チェキ」シリーズで、スマートフォンで撮影した画像をその場でフィルムで出力できる新型プリンター「instax mini Link3」を9月5日に発売すると発表した。「AR(拡張現実)エフェクト」と呼ばれる機能を使って、撮影シーンを自分好みの空間に編集できる。

新型プリンターでは、ARエフェクトで自由に空間を彩ることが可能。撮影される人と一緒に盛り上がりながら撮影を楽しめる。複数人でポーズや表情を変えながら、フォトブースで連続撮影を楽しむ感覚で、コラージュプリントを作成できる機能も搭載した。

富士フイルムの山元正人取締役・専務執行役員は19日に都内で開いた新製品発表会で「若い世代に楽しんでもらい、新たな体験を提供したい」と意気込んだ。同社は10~20代をターゲットに遊べるプリンターとして販売拡大を目指す。

チェキシリーズは販売が好調で、フィルムの生産能力を令和3年度比で約4割引き上げる計画。現在、神奈川県南足柄市の工場の生産ラインを増強しており、来年から本格稼働する。