【祝55周年】 現代版マッハIIIはどうなった? カワサキが3気筒を出すならスーチャー付きだと個性的

AI要約

2015年にカワサキがNinja H2を発売し、その次の年に3気筒のスーパーチャージドモデルのコンセプトイラスト「SC-02」を公開した。このモデルはマッハIIIを彷彿させるデザインであり、排気量は500cc程度と推定されていた。

約10年後の今、スーチャージャー付き3気筒ミドルクラスのバイクが注目されており、2027年からのMotoGPの排気量規制にもフィットする。今年はマッハIIIがデビューしてから55周年であり、ミラノショーでSC-02の続報が期待されている。

【祝55周年】 現代版マッハIIIはどうなった? カワサキが3気筒を出すならスーチャー付きだと個性的

2015年11月、カワサキがNinja H2を発売した年のミラノショーで3気筒のスーパーチャージドモデルのコンセプトイラストを公開したのを覚えているだろうか。今年はカワサキ3気筒の元祖であるマッハIIIから55周年。ミラノショーでぜひ続報を聞きたい!

文/Webikeプラス 市本行平

2015年に衝撃的デビューを飾った世界初のスーパーチャージドバイク、Ninja H2の興奮が冷めやらぬタイミングで公開されたイラストが「SC-02」。またの名を「ソウルチャージャー(Soul charger)」と呼び、H2よりも排気量が小さいモデルとされた。

SC-02のモチーフは、エグリのラインが入ったタンク形状や3本のエキゾーストパイプ、メガホンサイレンサーからマッハIIIであることは明白。となると排気量は500ccあたりとなるが、当時は並列2気筒650ccエンジンがベースになるのでは? と予想されていた。

それから約10年、時代は一巡しMotoGPが2027年から排気量を850ccに落とすなど、ダウンサイジングが流れとなる今、スーチャー付き3気筒ミドルクラスは魅力的。さらに、今年はマッハIIIが1969年にデビューしてから55周年。ぜひミラノショーでSC-02の続報を聞きたい。