【コンクールで入賞したい!】図工の先生が教える、中学年(3・4年生)のポスター作り「ここがポイント!」
ポスターの作成に必要な用紙や画材についての注意点
ポスター作成の際に便利な画材の紹介と活用方法
ポスター作成に向けた準備と工程のポイント
夏休みの宿題として最近増えているのが「ポスター」を描くこと。また小学生でも中学年になると、工夫や少しだけ高度な技が要求される時も!標語も含めて、中学年のポスター作りのコツを小学校で図工の先生としても活動している、アートコミュニケーションクリエイターのはっとり先生に伺いました。
ポスターを描く紙はしっかりとしたものを!
ポスターはコンクールによって用紙の指定サイズが異なり、学校で配布されるのではなくご家庭でご用意することが多いようです。
画用紙のサイズは、写真では青い丸で囲ったように「八つ切」や「四つ切」と日常生活で使うコピー用紙とは異なるサイズ体系になっています。また、サイズを間違えると素敵な作品ができてもコンテストに応募できなくなってしまいます。可能な限りポスターの作成要項を持参の上で街の文具店や画材店に足を運ぶと間違いありません。
★はっとり先生からのPoint!
ポスターはコンクールによって用紙の指定サイズが異なり、学校で配布されるのではなくご家庭でご用意することが多いようです。
その場合は気をつけたいのは画用紙のサイズ。普段使う用紙などはA4やB5というサイズ体系になっていますが、画用紙は「四つ切」「八つ切」と別のサイズ体系になっています。
募集要項を持参した上で街の文具店や画材店に足を運ぶと間違いありません。特に入賞を目指すのであれば文具店や画材店で厚手の画用紙を購入することをお勧めします。
普段学校で使っていて、長期休みのために持ち帰ってきた画材で十分です。また、ご自宅にある画材をプラスして描くこともできますよ!
■水彩絵の具
水彩絵の具も学校で使っているもので十分です。この時に不足している絵の具や道具がないかチェックしておくと、授業が再開になった時にも困りませんね。
今回使った絵の具は、写真の一番下の「サクラ マット水彩 マルチ」です。今回使ったものと同じものを使う場合には、このパッケージを目印に探してみてください。
■鉛筆
下書きをするときは、普段使っている2Bの鉛筆で構いません。
■ネームペン
縁をしっかりなぞり、ポスターらしい文字や図案を強調した内容にするために使います。授業に使っているものと同じで構いませんが、絵の具を塗った上からなぞり書きをした後のネームペンは、ペン先が少し荒れて描きづらくなりますので、ポスター作成後は、夏休み明けの授業のために新しいものを用意することをお勧めします。
■マーカーペン
今回は、カラーペンとしてサクラクレパスの「ピグマックス」シリーズを使用しました。ガラス、プラスチック、金属、木にも書ける、不透明調インキを使ったマーカーペンです。他社からも同様の機能を持つマーカーペンが発売されていますのでご自宅にあるもので構いません。