【特別感に心躍るごちそうレシピ】 焼き鮭のっけ卵チャーハン ほぐしながら食べるのが美味!
白央篤司さんとしらいのりこさんが交互にレシピを紹介する新企画。今回はしらいさんが大胆なチャーハンレシピを披露。
甘塩鮭をほぐしながら食べることでごちそう感があり、インパクトも抜群。お弁当にもおすすめ。
レシピの作り方は簡単で、皮も含めた鮭全体をのっけることで一層美味しさを引き立たせる。
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
鮭のチャーハンのレシピを考えていたとき、「あ、卵チャーハンに焼鮭のっけてほぐして食べたら一緒じゃん」と思いつきました。案外あるようで無かった、大胆なのっけチャーハンです。
もちろん鮭フレークなどを使ってチャーハンにするのもいいのですが、この焼鮭がどーんと乗った姿、インパクトありますよね。
ほぐしながら食べるのもごちそう感があっていいし。人に出すと唖然とされるのも楽しい。鮭をグリルで焼いてる間に卵チャーハンを作ってくださいね。鮭は甘塩鮭を使えば楽ちんです。このチャーハン、お弁当にしてもいいですよ。
■材料(1人分)
・甘塩鮭:1切
・ごはん:250g
・卵:1個
・万能ネギ小口切り:大さじ1
・醤油、塩、こしょう:少々
・酒:大さじ1
・こめ油:小さじ2
■作り方
(1) 甘塩鮭はグリルで焼く。
(2) フライパンにこめ油を入れて中火で熱し、ごはんを入れる。溶き卵をごはんの上に流しいれ、ほぐしながら炒める。
(3) 卵が全体になじんだらお酒をふりかけ、万能ネギを加え、醤油を鍋肌から流しいれ、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、甘塩鮭をのせてほぐしながらいただく。
食べるときは骨に気を付けて。皮も美味しいのでぜひ一緒にめしあがってください。今、スーパーで骨を抜いた甘塩鮭が売ってたりしますよね。便利な世の中です。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。