「結婚して、性格まで変わってしまった私」夫の浮気と暴力。昔みたいに好奇心も笑顔もなくなった50歳妻の後悔【体験談】
2024年に発表されたジェクスによる調査では、パートナー以外の人とセックスをしている割合が40代男性27.7％、50代男性29.5％、40代女性24.5％、50代女性17.1％であることが明らかになった。
浮気や不倫は夫婦間の問題であり、多くの人々がパートナー以外の関係を求める背景には、円満でない夫婦関係が影響している可能性がある。
記事では、浮気や不倫を経験した50歳の沙織さんの体験を通じて、浮気被害者の感情や思いに焦点を当てている。
2024年に発表されたジェクスによる調査では「現在、パートナー（恋人や結婚相手）以外の人とセックスをしていますか。」という問い（※）に対して、「特定の人物1人としている」「特定の人物2人以上としている」の合計値は、40代男性が27.7％、50代男性が29.5％。40代女性が24.5％、50代女性が17.1％でした。
これほどまでに多くの人々がパートナー以外に関係を求めているということは、それだけ夫婦間が円満でないひとつのあらわれなのかもしれません。バレるバレないはさておき、前述のパーセントの分だけ、浮気されたパートナーが存在していることでもあります。
本記事では、浮気や不倫をされた側の立場にたった感情の揺れや思いを聞かせていただきました。
今回お話をお伺いしたのは、50歳の沙織さん（仮名）です。
当時、女好きで浮気三昧だった彼氏と別れたばかり。親から結婚を急かされていたこともあり、ある男性とお見合いをして結婚した沙織さん。女性に不慣れで実直な感じの男性に会い、恋愛と結婚は別、結婚するなら安全パイにしておこうと思いました。3人の子宝にも恵まれ、幸せな結婚生活送っているように見えましたが、結婚後、彼は思わぬ顔を見せました。
※出典：ジェクス「JEX JAPAN SEX SURVEY 2024」
【サレ妻の手帳＃1】
とある地方の町で夫の誠司（仮名・51歳）と暮らす沙織さん（50歳）。夫とは30歳を迎える直前に、従兄弟の紹介で出会いました。
「従兄弟から息子の結婚相手を探している人がいると聞き、お見合いのような感じで会いました。その頃、30歳前だったのですが、親からの『結婚しろ』という圧がきつくて、なんとかそこから逃れたいという気持ちもありました。結婚するか実家を出て一人暮らしをするか、どちらかを選択するしかありませんでした。」
沙織さんの実家は田舎にあり、誰かが結婚したとか子どもが生まれたとかいう噂はあっという間に町に広まりました。両親からの圧が強くなるのも自然なことだったのでしょう。
「当時、出会い系サイトで出会った人と付き合っていたのですが、根っからの遊び人。浮気三昧で、まだまだ遊びたいという感じの人でした。もちろん、彼には結婚する意志など全くありませんでした。『このままずっと付き合っていてもダメだな』と思って別れました。」
ちょうど彼氏と別れたばかりだった時に舞い込んできたお見合い話。沙織さんは、結婚に前向きな人と出会いたいと思っていたので、彼に会ってみることにしたそうです。
