【ロレックス、タサキ】輝く女性リーダーに聞く、40代にふさわしいウォッチ&ジュエリーとは|STORY

AI要約

日本とフランスで生活経験を持つLVMHフレグランスブランズの代表が、ウォッチ&ジュエリーについて語る。

大学時代はニッチなデザイナーやオーダーメイドのジュエリーを愛用し、自分らしさを大切にしていた。

一方、特別なシーンでは祖母や恩師から受け継いだジュエリーが彼女にとっての心の支えとなっている。

【ロレックス、タサキ】輝く女性リーダーに聞く、40代にふさわしいウォッチ&ジュエリーとは|STORY

憧れラグジュアリーブランドのリーダーの多くが姉STORY世代。ビジネスもプライベートも私たちのロールモデルとなる彼女たちが自分のために選んだアイテムとは? エピソードを伺ってみました。

[LVMHフレグランスブランズ]代表取締役社長

<Profile>積む。2018年に30年ぶりに生活の拠点を日本に移し、2022年2月、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンジャパン入社、同年5月より「ジバンシイ」および「KENZO」のビューティ部門を率いる現職に。7歳の女の子ママ、40歳。

私にとってのウォッチ&ジュエリーを改めて考えてみると、その時々のライフステージで目指す方向を示してくれたり、心の拠り所になってくれる、そんな存在のように感じています。

私は東京生まれですが、5歳の時に両親の仕事の都合で家族でパリに住むことになりました。当初は数年で帰国の予定だったらしく、「フランス語に馴染めれば」という両親の考えもあり現地校に通っていたのですが、滞在が長引き、家族の帰国が決まったのは私が18歳のタイミング。ずっとフランスで教育を受けていたこともあり、家族の中で私ひとりだけ残りフランスの大学に進みました。

大学卒業後はビジネススクールで学び『セフォラ』のマーケティング&バイヤーとしてキャリアをスタートしました。ヨーロッパにいた頃のジュエリー選びは「他の人とかぶらない、自分だけが持っている」「ニッチなデザイナー」という視点にこだわってオーダーメイドやヴィンテージから選んでいましたね。ワールドワイドな国籍の上司や同僚に囲まれる環境の中、ブレない自分らしさの指針をジュエリーに求めていたのかもしれません。

一方、ここぞというシーンでは祖母から受け継いだゴールドブレスレットや恩師からいただいたラッキーモチーフのジュエリーが頼りに。これらは身につけていると遠くにいる祖母や恩師からパワーがもらえ、守られている気持ちに満たされるのです。