「自由研究が廃止になった学校が多数!?」激変している令和の小学生の夏休み、親たちのリアルな“本音”とは……

AI要約

アンケート結果によると、自由研究が提出マスト、任意提出、提出なしの割合がそれぞれわかった。

学校ごとに自由研究の運用が異なり、任意提出となった背景には子供の負担軽減や夏休みの体験に注力したいという意図がある。

ママたちの意見では、親の負担軽減や共働き家庭のサポート困難、学校で十分な指導があるという理由で任意提出に肯定的な意見が多かった。

我が家の、小学3年生と小学6年生の子どもたちが通う学校は、今年から自由研究が任意提出となりました。近隣の小学校でもこの任意提出化が進んでいるようで、気になって「皆さんの学校はどうですか?」とInstagramでアンケートをとったところ、544名の方が回答してくださいました。

結果は……

自由研究が提出マスト:32%(173票)

自由研究の提出は任意:49%(268票)

自由研究の提出はなし:19%(103票)​

という結果になりました。

宿題として提出するのは32%に留まるという驚きの結果に!

そもそも、自由研究は、学校ごとの判断で運用が決まっているそう。

実際に任意提出にしているある学校は、その背景として

“子どもたちの負担を減らし習い事や家族との旅行など長期休暇の時にしかできない体験を充実させてほしいという考えから夏休みの課題の見直しを図った”

(『NHK北海道 夏休みの自由研究 提出任意の学校も 文具店に変化?』より)

だそうです。

ママたちに率直な意見を聞いたところ、好意的な意見が大半を占めました。

■親の宿題になってしまいがちなので妥当

・「もはや親の宿題?ってぐらい大変なのでやりたくないです(特に低学年)」

・「親の努力でしかないです。小1で動機から実技から考察、無理でしょと思っています」

・「研究の仕方を教えずに夏休みの宿題にするのは無理がある、と自分が学生の頃から思っていました」

■共働き家庭の増加も背景にありそう?

・「共働きだとサポートが難しい」

・「夏休みはほぼ学童に行っているため、なかなかしっかりと自由研究の時間が取れないので大変です」

・「(任意で)助かってます。フルタイムママで子どもは終日学童に行く夏休みに、自由研究と作文はとても負担です」

■普段から学校で指導があるので不要

・「学校で探究の授業があり日常的に自由研究をしているので、夏休みは任意で十分かと」

・「毎週出る自主学習の宿題がミニ自由研究みたいだなと思ってます。」

■宿題ではなく自発的にするものなので賛成

・「低学年は正直親の宿題みたいなところがあるから任意で、高学年は自主的に取り組んで提出希望!」

・「自由研究が任意なのはいいことだと思います。宿題として課されるのではなく、自発的にするものだと思います」