50代からは「顔の余白」を何とかしたい!若い頃と同じはNG・大人のメイク術

AI要約

シニア世代の髪や顔の悩みに寄り添う美容室のメイクアップアーティストが、年齢とともに変わる顔のつくりに合わせたメイクの重要性を説明しています。

顔の余白が目立ちやすい50代以降の女性に対し、血色感とメリハリを取り入れることで若々しく上品な印象を作る方法を提案しています。

記事では肌の変化や目元、唇の変化など具体的なポイントが紹介されており、大人のためのメイクの重要性が説かれています。

50代からは「顔の余白」を何とかしたい!若い頃と同じはNG・大人のメイク術

「若い頃と同じメイクだとしっくりこない」と感じることはありませんか? それは顔のつくりや肌の変化にメイクが追い付いていないからかも。とはいえ、悲観する必要はありません! ちょっとメイクを変えるだけで、若々しく上品な印象は簡単に叶えられます。

シニア世代の髪や顔の悩みに寄り添うヘアメイクに定評がある美容室「えがお美容室」(東京・巣鴨)のメイクアップアーティスト、ヘアディレクター。

お問い合わせ先/えがお美容室

マスクを外し、メイクをして人に会う機会が増えました。しかし中には久しぶりにメイクをし、「なんだかしっくりこない」と感じる人もいるかもしれません。えがお美容室の鈴木さんはこう話します。

「年齢とともに顔のつくりは少しずつ変化します。50代以降の女性は顔の『余白』が目立ちやすく、今までのメイクが合わないと悩む人が多いんです」。顔の余白はさまざまな部位で増えます。

「フェイスラインがゆるんで頬の面積が増え、顔全体がのっぺりとした印象になります。まぶたがたるんでぱっちりとしていた目が小さくなったり唇がしぼむのも、目と眉、鼻と唇の距離が間延びし、老けて見える要因です」。

シミやクマを隠そうとファンデーションを厚くすると、さらにのっぺりと見えてしまいます。

しかし鈴木さんはメイクを少し工夫するだけで、顔の余白はカバーできると話します。

「例えばチークを丸く入れるのではなく横に引くだけでも、血色感を足すと同時に頬にメリハリが出て、顔が引き締まって見えます。大切なのは血色とメリハリで、増えた余白を目立たなくすること。それはそんなに難しいことではありません。できてしまったものをカバーし、失ったものを補うのが大人のためのメイク。ひと工夫で若々しく上品な印象になれますよ」

肌に透明感があった若い頃。眉と目の間、鼻と唇の間が短く、顔全体がきゅっと引き締まった印象です。

・肌全体がくすみ、シミやクマが目立つように。隠そうとしてファンデーションを厚くするとさらに平板な印象に。

・眉は年齢とともに下側の毛が抜けやすく、またまぶたがたるむことで眉と目の距離が「間延び」します。細過ぎる眉は間延びを強調するので要注意。

・フェイスラインがゆるんで血色感もなくなり、頬の「余白」が目立ちます。ポイントメイクでメリハリを出すことが大切です。

・唇も年齢とともに変化し、しぼみやすくなります。特に薄くなりやすい上唇は、口紅でボリュームを補いましょう。