「リンゴ酢」のお風呂が肌にいい!? 効果や安全性を専門家が解説

AI要約

リンゴ酢風呂はウェルネスのスーパースターとして注目されているが、敏感肌や傷がある場合は注意が必要。

リンゴ酢は肌のpH値を整え、乾燥肌や皮膚疾患の改善に効果的である。

リンゴ酢風呂を楽しむ際には注意深く使い、異常があればすぐに処置することが大切。

「リンゴ酢」のお風呂が肌にいい!? 効果や安全性を専門家が解説

ウェルネスのスーパースターとして一躍有名になったリンゴ酢。日焼けの治療やニキビの改善、減量を助長するなど、実際に一部の専門家たちはリンゴ酢の多彩な能力について褒めちぎっている。とはいえ、さすがにお風呂に入れるとまでは考えもしなかったのでは? (あのキツい匂いを考えると無理もないよね......)

でも、リンゴ酢風呂に浸かるというのは完全にアリなこと。バスタイムの友としても悪くはないみたい。

もしリンゴ酢風呂について初めて知ったなら、リンゴ酢風呂が人気な理由や肌への安全性について、かなり疑問を抱いているはず。そこで今回は、アメリカ版ウィメンズヘルスがリンゴ酢風呂について3人のスキンケアエキスパートに詳しく聞いてみた。

一般的に、リンゴ酢風呂は安全。でも、皮膚科専門医のハンナ・コープルマン医学博士が言うには、敏感肌の人には最適でない可能性があり、リンゴ酢には数々の素晴らしいメリットがあるとはいえ、この分野においてはさらなる研究が必要だと話している。

また、肌に傷や火傷、ひび割れがある場合にも、リンゴ酢を肌に使用するのは避けるべき。「お湯で薄まるとはいえ、皮膚にとっては刺激が強すぎることもあります」とコープルマン医学博士。「成分が皮膚に長く残留すると、化学火傷を引き起こす可能性があります」。よって、もし入浴中に痛みや灼熱感が現れた際には、直ちにお風呂から上がり、冷水で体をよく洗い流すことが大切。

実際にリンゴ酢風呂には(リンゴ酢の匂いに耐えられるなら)メリットがたくさん!

リンゴ酢は、肌を適切なpH値に整えるのに役立つと説明するのは、サブスク型の診療サービスを手がける「ワン・メディカル」のプライマリケア医、ナヴィア・マイソール医学博士。なぜならリンゴ酢は酸性であり、肌の潤いを維持するには肌がやや酸性よりである必要があるから。よって乾燥肌の人は、リンゴ酢風呂に浸かることで乾燥を落ち着かせることができるそう。このことから、湿疹や乾癬などの皮膚疾患を患う人にとっても非常に効果的。