投資額が1000万円になるまでは、10銘柄内に抑えるべし！無駄な遠回りを回避できる銘柄の選び方とは
金融庁が公表した「NISA口座の利用状況調査」によると、2024年3月末時点のNISA口座数は2322万7848口座で、2023年12月末から約186万口座も増加しました。
17万人超えのSNSフォロワーを持つ配当太郎さんは、「＜新NISA＞を活用して配当株投資をすれば、月20万円の配当金を得ることができる」と話しており、配当株投資の地盤作りについて述べています。
投資額が増えるまでは銘柄数を増やさないことが重要であり、地盤作りとなる主力銘柄は3～5銘柄、多くても10銘柄以内に抑えておくべきだと強調しています。
金融庁が公表した「NISA口座の利用状況調査」によると、2024年3月末時点のNISA口座数は2322万7848口座で、2023年12月末から約186万口座も増加しました。そのようななか、SNSフォロワー17万人超えの投資家・配当太郎さんは「＜新NISA＞を活用して配当株投資をすれば、月20万円の配当金を得ることができる」と話します。そこで今回は、配当さんの著書『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』から「配当株投資の地盤作り」について解説します。
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◆投資額が増えるまでは銘柄数を増やさない
私の経験でいえば、純投資（資産額ではなく投資額）が1000万円前後になるまでは、地盤作りとなる主力銘柄は3～5銘柄、多くても10銘柄以内に抑えておくのがいいと思います。
銘柄数を限定しておけば、その企業の動向や業績を隅々までチェックすることができますから、無配や減配、破綻などのリスク回避につながります。
ある程度の配当金が入ってくれば、自己資金を新たに投入することなく、配当金を再投資することで、自分が面白いと思う銘柄に手を広げる余裕が生まれます。
そうした局面を迎えるまでは、配当株投資の地盤となる主力銘柄を置き去りにして、あれこれと銘柄を増やすことは控える必要があります（図参照）。
◆配当株投資の地盤作り
配当株投資の地盤作りというのは、安定した配当金を得られる大型銘柄を選ぶことが大切であり、家を建てる際の「土台」と考えれば、イメージしやすいと思います。
土台がしっかりしていないと、強固な家を建てることはできません。
その土台の上に、同じように安定感のある銘柄で骨組みを作り上げれば、ちょっとした台風くらいではビクともしない、安心感のある家作りを目指すことができます。
自分が興味を引かれる銘柄というのは、家作りでいえば、テーブルやソファ、照明器具のようなものです。
