「Web出願の流れは止められない」宮城県公立高校入試で県教委2026年3月入試からの導入目指す

AI要約

宮城県教育委員会は、2026年3月の公立高校入試からWeb上での出願を導入する方針を示しました。

専門委員会では、Web出願導入のメリットや情報セキュリティの課題が議論されました。

県教委は2025年4月からシステム開発を始める予定で、Web出願の流れが止められないとの委員の見解も示されました。

「Web出願の流れは止められない」宮城県公立高校入試で県教委2026年3月入試からの導入目指す

宮城県教育委員会は、公立高校入試のあり方を検討する専門委員会を開き、2026年3月の入試からWeb上での出願を導入する方針を示しました。

宮城県庁で開かれた高校入学者選抜審議会の専門委員会には、県内の中学校や高校の校長など委員7人が出席し、公立高校入試の「Web出願」などについて話し合いました。

この中で県教育委員会の担当者は「Web出願を導入すれば学校の業務負担が軽減される」などと導入のメリットを説明。

2026年3月実施の入試からの導入を提案し、委員からも異論は出ませんでした。

宮城県・高校入学者選抜審議会専門委員会 熊谷龍一委員

「公立高校でもWeb出願の流れは止められない、必然的に流れていくものだろうと考えている。出願ミスは許されないものなので、情報セキュリティの課題がクリアされること」

県教委は、導入案を7月25日の審議会に提出し、承認が得られれば2025年4月からWeb出願に向けたシステム開発を始める方針です。