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スイスで実際に起きた新旧ブラスバンドの対立を映画化 『ロール・ザ・ドラム!』10月4日公開
『Tambour battant(原題)』が日本で公開決定。
新旧ブラスバンドの対立を描いた人間ドラマ。
指揮者の違う2つの楽団が村全体を巻き込む大騒動へ。
![スイスで実際に起きた新旧ブラスバンドの対立を映画化 『ロール・ザ・ドラム!』10月4日公開](/img/article/20240705/66872a8f28c45.jpg)
スイスで実際に起きた新旧ブラスバンドの対立を描いた『Tambour battant(原題)』が、『ロール・ザ・ドラム!』の邦題で10月4日より新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、Stranger、シネマート心斎橋、アップリンク京都ほかにて全国順次公開されることが決定した。
本作は、スイスのヴァレー州で実際にあった出来事をベースに、ある村にできた指揮者の違う2つのブラスバンドが巻き起こす大騒動をユーモラスに描いた人間ドラマ。スイスで多くの映画やTVシリーズを手がけるフランソワ=クリストフ・マルザールが監督を務めた。
1970年、スイス・ヴァレー州の小さな村、モンシュ。ワイン醸造家のアロイスは地元のブラスバンドの指揮者で、毎年、村で開かれる音楽祭のオーディション通過を目指して日々練習に励んでいる。しかしアロイスの指導力を疑問視する楽団のメンバーが、村出身でプロの音楽家として活躍するピエールをこっそりパリから呼び寄せてしまう。伝統を重んじるアロイスと違い、才能ある女性や移民を次々と楽団のメンバーに加えるピエール。それぞれを指揮者に立てた2つの楽団が出来上がり、楽団の対立は村全体を巻き込んだ大騒動へと発展していく。
あわせて特報映像と日本版ポスタービジュアルも公開。特報映像には、メンバーや全体の雰囲気が全く異なるアロイスとピエールのブラスバンドが映し出されている。
日本版ポスタービジュアルには、2人の指揮者や村に住む人々のほかにワインの名産地であるヴァレー州の美しい景色が捉えられている。