若返りを約30歳分*も実現した! ヘレナ ルビンスタインの過酷な環境下で育つ植物「オセアニック クリスタ」由来エキス「始原細胞」【加藤智一さん連載】

AI要約

オセアニック クリスタ由来の「始原細胞」は、表皮を強化する効果があり、肌の若返りを実現できる可能性がある。

「始原細胞」はビタミンCよりも代謝を活性化させ、肌の厚みを増加させることができるという驚くべき効果を持つ。

「P.C. ナイト リハーブ」は「始原細胞」と発酵酵母由来成分「サイトファジー」を組み合わせて肌のリセットをサポートし、忙しい女性に最適な夜用美容液となっている。

若返りを約30歳分*も実現した! ヘレナ ルビンスタインの過酷な環境下で育つ植物「オセアニック クリスタ」由来エキス「始原細胞」【加藤智一さん連載】

加藤智一(以下、加藤):今回の凄い成分「始原細胞」は、パッと聞いただけではなかなか理解できない成分だと思いますが、つまりは人間に幹細胞があるように、植物にも同様の細胞があり、それが“始原細胞”ということですよね。

オードレー・ゲニッシュさん(以下、オードレー):はい。その理解でかまいません。人間の幹細胞でも異なる細胞に変化することを〝分化〟を呼びますが、植物でも同様のメカニズムを有しており、そのもととなる細胞を「始原細胞」と説明しています。

加藤:そのなかでも、フランス・ブルターニュ地方原産の植物、オセアニック クリスタ「始原細胞」に、非常に優れた効果が確認されたということですね。

オードレー:はい。私たちはオセアニック クリスタの「始原細胞」がもつ再生能力に、早くから可能性を見出していました。というのも、この植物は海に近い岸などに生息する植物なのですが、強風や乾燥、降り注ぐ紫外線という過酷な環境に加えて、植物にとっては致命的となる海水噴霧への抵抗力もあることで、ほかの植物にはない驚くべき再生能力を獲得できていたからです。そして、研究を進めていたところ、2010年にリヨンにある皮膚科学研究所により、このオセアニック クリスタ由来の「始原細胞」が、細胞再生のスピードを高めて、表皮を強化することが実証されました。

加藤:どのようなメカニズムで表皮が強化されたのですか?

オードレー:まず、皮膚のバリア機能をサポートする役割があります。物理的バリアはもちろん、紫外線による肌ダメージから肌を守ることができます。また、「皮膚の若返り」のような効果も試験管試験では実証されました。エイジングが進んだドナーの線維芽細胞から採取した皮膚培養モデルを用いた試験では、「始原細胞」で処理した表皮は、未処理の表皮に比べて4.8倍もの厚みを生成しました。また、その厚みは20代ドナーの線維芽細胞で再構築した肌とほぼ同じでした。

加藤:なんと! 試験管内試験とはいえ、肌の厚みについては30歳以上の若返りを実現したということですね。これは驚くべき結果ですね。

オードレー:はい。驚愕の試験結果でした。しかも、2020年の研究ではビタミンCの細胞代謝機能と比較しており、エイジングが進んだ細胞に対して、「始原細胞」はビタミンCよりも1.6倍も優位であることが立証されています。

加藤:なるほど。バリア機能をサポートするだけではなく、代謝そのものも活性化できることがわかったのですね。効果としては万能選手ですね。

オードレー:ありがとうございます。このようなマルチな効果を発揮することから、肌をリセットする夜美容へのアプローチにも非常に効果的で、その知見が新作である「P.C. ナイト リハーブ」にも生かされています。代謝にアプローチする「始原細胞」と、老化を促進させる成分である変性成分をリセットする発酵酵母由来成分「サイトファジー」を採用しています。さらに、肌表面のキメを整えつつ、なめらかな質感へと導くためにサリチル酸、グリコール酸、乳酸を配合したことで、肌の内外から不要なものを流していくようなリセットケアを可能にしました。

加藤:では、この美容液はどんな人におすすめですか?

オードレー:多忙なライフスタイルによって、老化が加速してしまうと心配しているかたにおすすめしたいですね。就寝中の肌サイクルに働きかけるので、まるでぐっすりと睡眠をとったような、そんな輝きあふれる肌へと整えてくれるはずです。

加藤:趣味に仕事にアクティブな女性にとっては最適な夜用美容液ですね。では、今後、「始原細胞」をどのように生かしていきたいかをお聞かせください。

オードレー:ブランドとして、さまざまな機関とサイエンスパートナーシップを強化していく予定です。たとえば、昨年11月からはフランス国立科学研究センターと新たな学術研究パートナーシップを提携しました。こちらでは「始原細胞」の知見を、屋内環境汚染物質の除去に役立てるためのプロジェクトを推進しているところでして、このような新たな知見をお伝えできるよう努めていきたいと思っています。