天皇陛下にも授与！ イギリス最高栄誉の「ガーター勲章」受章者の顔ぶれ カミラ夫人も
イングランド国王エドワード3世が『アーサー王と円卓の騎士』をインスピレーションにガーター騎士団を設立し、最も高貴なガーター勲章を創設。
ガーター騎士団は君主やプリンス・オブ・ウェールズ、24人の団員に限られ、騎士団員の叙任は君主によって行われる。
ガーター・デーにはメンバーが羽根飾りの帽子とローブをまとってウィンザー城に集まり、伝統的なセレモニーが行われる。
イングランド国王エドワード3世は1348年、『アーサー王と円卓の騎士』の物語にインスピレーションを得てガーター騎士団を設立。その団員たちに授与する「最も高貴なガーター勲章」（一般に「ガーター勲章」と呼ばれます）を創設しました。
騎士団を構成するのは、君主とプリンス・オブ・ウェールズ（皇太子）、24人の団員（コンパニオン）に限られます（コンパニオンの男性は「ナイト」、女性は「レディ」と呼ばれます）。また、団員の任命は君主のみによって行われ、24人の団員以外にも、イギリス国内外のロイヤルファミリーのメンバーが「特別騎士」として叙勲されています。
ガーター騎士団のメンバーは毎年「ガーター・デー」に、羽根飾りが付いた帽子とベルベットのローブをまとってウィンザー城に集まります。2024年は6月17日（現地時間）に、新たにメンバーとなったナイトとレディたちも出席し、伝統のセレモニーが行われました。現在の騎士団のメンバーの顔ぶれは、以下のとおりです。
叙勲された年：1958年
写真は、皇太子としての叙任式を行った1968年に撮影。
叙勲された年：2008年
祖母のエリザベス女王から叙勲されたウィリアム皇太子（当時は王子）は、騎士団の創設以来、団員に加わる1000人目のメンバーとなりました。
叙勲された年：2022年
エリザベス女王が最後に叙勲したメンバーのひとりです。君主以外の王族の配偶者がこの騎士団のメンバーになることは、あまり前例のないことでした。
