京都・八坂神社で「はも道中」 淡路島の夏の味覚堪能

AI要約

兵庫・淡路島の夏の味覚、ハモをアピールする「はも道中」が八坂神社を訪れ、新鮮なハモを奉納。

はも道中は、淡路島の歴史や祇園祭との関連から毎年開催されており、今年で16回目。

淡路島の観光協会関係者らが参加し、八坂神社境内や商店街で練り歩いた後、ハモを奉納。参拝者には「ハモすき」も振る舞われた。

祇園祭の開催に合わせて兵庫・淡路島の夏の味覚、ハモをアピールする「はも道中」の一行が3日、八坂神社(京都市東山区)を訪れ、新鮮なハモを奉納した。

はも道中は、かつて淡路島が「御食国(みけつくに)」として朝廷にさまざまな食材を献上していたことや、祇園祭が「鱧(はも)祭」と呼ばれることにちなみ、毎年開催されている。今年で16回目。

この日は淡路島の観光協会の関係者ら約70人が参加。「淡路島から、はも道中」のかけ声とともに、木桶に入れたハモとともに八坂神社境内や近くの商店街を練り歩いた後、ハモを神社本殿に奉納した。

その後、境内ではハモやタマネギ、そうめんが入った「ハモすき」がふるまわれ、参拝者らが淡路島の食材を楽しんだ。京都市右京区の自営業、兵働菊乃さん(41)は「だしがしっかり染み込んで、おいしい」と笑顔で話した。