MEGUMIの本音「自分を奮い立たせるのは自分しかいない」集まったファンの前で語ったこと

AI要約

MEGUMIさんの新刊『心に効く美容』は大きな反響を呼び、トークイベント&サイン本お渡し会が開催されました。

MEGUMIさんの経験から「美肌が心を強くする」というメッセージが伝えられ、辛い時の対処法も共有されました。

参加者たちは、心と美容のつながりを感じ、MEGUMIさんのファンは頑張っている人たちであることが浮かび上がりました。

MEGUMIの本音「自分を奮い立たせるのは自分しかいない」集まったファンの前で語ったこと

MEGUMIさんの新刊『心に効く美容』は5月12日発売になるや否や、各書店やAmazon、楽天ブックス、ORICON週間ランキングなどで1位になり、発売5週間で20万部に達するなど、大きな反響が広がっています。

そんななか、6月8日(土)に六本木 蔦屋書店で、『心に効く美容』トークイベント&サイン本お渡し会が開催されました。 本記事ではイベントの内容を一部ご紹介します。

20代の頃、MEGUMIさんはグラビアの仕事で一年中紫外線を浴びていて、特にケアをしていなかったことから、吹き出物やシワ、ほうれい線に悩んでいました。冬になるとただれてしまって、ステロイドを塗らなくてはならなかったほど、肌が荒れていたといいます。そこから毎日シートマスクを貼り、ありとあらゆる美容法を試しているうちに、肌の調子が上向いていきました。

そこで気づいたことは、

「美肌が心を強くする」

ということ。

美容を通じて、自分の心が上向いていった経験から、今辛い思いをしている人に自分の美容法や思考法が少しでも役に立てば、と思うようになります。それこそが、まさに『心に効く美容』の刊行を決めた大きな理由でした。

「ハードな日々のなかで、自分を奮い立たせたり、整えたりするのは、もはや自分しかいないという答えに辿り着き、自分を整えるために何ができるかなと、ありとあらゆることを試してきました。自分が落ち込んでいることが嫌なんです(笑)。落ち込むたびにいろんなことを試してきた中で良かったものを、今日は選りすぐってお伝えします」

イベントの中では、韓国の女優さんが実践しているという「ほうれい線が薄くなるストレッチ」をみんなでやってみる場面もありました(このやり方は書籍『心に効く美容』に掲載されています)。

終盤には、大切な誰かとの別れや、死別など究極的に辛いときの対処法についての話題も。

「皆さんにもあると思うし、私にもありました。嫌なんだけど1番の学びになる時間。平穏な日々は有難いけど、究極的に辛いときは、普段気づかない人の優しさや大切なものに気づくことができるんですね。辛いけれども、そういう時期だと捉えて頂けたらと思います」

辛いときは部屋に留まっていたい、誰にも会いたくない、と思いがちですが、そんなときこそ何かを行動していたほうがいい、というメッセージに参加者の皆さんは深くうなづいていました。

この日集まった皆さんの世代や性別はさまざまでしたが、MEGUMIさんのファンの方は、何かしらを懸命に頑張っている皆さんなのかもしれません。

書籍『心に効く美容』を通じて、「キレイになるための美容」だけでなく「心を守るための美容」「頑張りたいことを頑張るための美容」が広まっていく日は遠くないのでは?ーーそう思わせてくれたイベントでした。

 

  

撮影/嶋田礼奈(本社写真部)

取材・文/川良咲子