長崎市の大型商業施設にデパートが進出! 長崎スタジアムシティの集客を見据え「手を取り合い長崎の商業を盛り上げる」

AI要約

長崎市内にある大型商業施設「みらい長崎ココウォーク」に浜屋百貨店のサテライト店舗がオープンした。商業施設は長崎スタジアムシティの近くに位置し、幅広い世代の顧客を獲得するために手を取り合った。

6月6日、ココウォークに「浜屋ココウォークプラザ」がオープン。商品の充実により、ココウォークにない物を補完する役割を果たしている。

浜屋が本店以外にココウォークなど5つの店舗を構えることになり、長崎市の再開発の流れに乗り、地元資本の会社同士が力を合わせて商業を盛り上げることを目指している。

長崎市の大型商業施設にデパートが進出! 長崎スタジアムシティの集客を見据え「手を取り合い長崎の商業を盛り上げる」

長崎市内の大型商業施設「みらい長崎ココウォーク」に浜屋百貨店のサテライト店舗がオープンした。商業施設は10月にオープンを控えている長崎スタジアムシティの近くに位置する。スタジアムシティの開業を見据え、商業施設、百貨店ともに幅広い世代の顧客を獲得するために手を取り合った。

6月6日、複合大型商業施設「みらい長崎ココウォーク」3階に「浜屋ココウォークプラザ」がオープンした。敷地面積約600平方メートル、衣食住の3つのゾーンに50社以上の商品が並ぶ。

目を引くのは長崎銘菓を集めたコーナーだ。

土産品はココウォークでは品薄だったジャンルで、客からも品ぞろえをリクエストされることもあったという。

幅広い世代が足を運ぶココウォークとあって、「子供服売り場」も展開。美容やアロマ、ホームリラクゼーションのコーナーを設け、「生活の質を上げる提案をしたい」としている。

株式会社浜屋百貨店・日永潔 常務取締役営業本部長:

ココウォークでは少ない商品や、足を運ぶ客層に合わせて商品をそろえた。浜町まで行かなくても買い物ができる、身近なコンビニエンスと思って利用してほしい

オープンと同時に訪れた人は「ココウォークにはちょっとしたプレゼントを買う店がなかったので助かる」「意外と若い人向けの商品も多いので、幅広い世代が利用するのではないか」と話し、買い物が楽しくなりそうな声が聞かれた。

これで本店以外に5つの店舗を構えることになった浜屋百貨店。今回のココウォークへの出店は、ココウォークから話があったという。浜屋百貨店の日永常務取締役営業本部長は「駐車場があること、すでに集客されている場所に店を構えるのは大きなメリットがある」と話す。新しい客層にも浜屋の良さを知ってもらい、本店にも足を運んでほしいという思惑がある。

2022年に西九州新幹線が開業し、長崎駅周辺の大改革が進む長崎市は100年に一度の大変革の時を迎えている。特に2024年は大きな変革の年だ。

長崎駅から北に1.3キロ離れたところには、ジャパネットホールディングスが手掛ける「長崎スタジアムシティ」が10月に開業予定。みらい長崎ココウォークはそこから1キロの場所に位置する。一方、浜屋百貨店は長崎一の繁華街、浜町アーケードに本店を構える。浜屋百貨店にとっては全国的に注目を集める「長崎スタジアムシティ」効果にあやかりたいという狙いもある。

株式会社浜屋百貨店・日永潔 常務取締役営業本部長:

長崎市の再開発の流れに乗っていけたらと思っている。長崎スタジアムシティの開業は国内外の集客が見込める。浜屋、ココウォークと地元資本の会社同士が力を合わせて長崎の商業を盛り上げていきたい

ココウォークにとっても、浜屋百貨店の進出は「ありがたい出店」と話す。

長崎バスグループ株式会社みらい長崎 運営管理部・松本昴之 運営管理担当課長:

商品の充実につながり、ココウォークにない物を補完してもらえるのが大きな魅力。お互い補い合いながら長崎を発信したい

浜屋ココウォークプラザの開店に合わせて、浜屋で営業が終了となった屋上プレイランドの遊具の展示がココウォークで始まった。

遊具はココウォークが譲り受け、今回16台の懐かしの遊具が並んでいる。展示は10月までで、担当者は「修理して再び子供たちが乗ることができないか検討中」と話している。

(テレビ長崎)