念願のCRF250Lを入手!【国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.1】

AI要約

オフロードバイク雑誌の編集に携わってきた宮崎大吾が、Honda CRF250Lで日高2デイズエンデューロに参戦する連載がスタート。

宮崎大吾は過去3回の日高2デイズエンデューロ出場経験を持ち、海外製レーサーではなく国産トレールバイクでの挑戦に意欲を燃やしている。

国産トレールバイクのポテンシャルを伝えながら、安全に楽しくレースを楽しむ姿を通して、魅力を紹介していく予定。

念願のCRF250Lを入手!【国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.1】

突然ですが、今回から始まる連載のテーマは、「国産トレールバイクHonda CRF250Lで日高2デイズエンデューロに参戦」です。

まずは自己紹介させていただきます。わたし宮崎大吾は現在まで約30年間、「BACKOFF」や「DIRTSPORTS」といったオフロードバイク雑誌の編集に携わってきました。いま53歳ですので、20代の頃からオフロード一直線の人生を歩んできたことになります。

エンデューロに関しては20代の頃から趣味や仕事を兼ねて楽しんできましたが、15年ほど前くらいからJNCC(国内最大のクロスカントリーレース)やJEC(MFJ全日本エンデューロ選手権)に本格的に取り組み始め、JECでは国際B級ライセンスを所有していた時期もあります。

文/Webikeプラス 宮崎大吾

前置きが長くなりましたが、私は日高2デイズエンデューロには過去3回出場したことがあります。「いつかは日高へ」そんな想いを抱くライダーも多い、まさに伝統のレース。初めて参加したときは壮大な景色と爽快感に感動しすぎて、レース終了後、人気が少なく寂しくなった夕暮れのパドックを立ち去るのが辛くなるほどでした。

最後に参戦したのが2014年。あれから10年経ち、53歳となった私自身の体力や動体視力が落ちてきているなかで、いまいちど挑戦してみたい。それも海外レーサーベースのモデルではなく、現在国内で発売されている唯一のトレールバイクCRF250L〈s〉で! そんな想いを持つようにいたり、この参戦計画がスタートしました。これまでに海外製レーサーで日高や海外ラリーなどに参戦して、十分にその素晴らしさを体感してきたいま、あえて国産トレールという原点に立ち戻りたかったともいえます。国産トレールバイクも十分なポテンシャルをもっているし、安全に楽しく、レースも楽しめますよ!と、この記事を通して少しでも伝えられればと思っています。