「2024年上半期のベストセラー本」ランキング! 2位は『大ピンチずかん2(鈴木のりたけ)』、1位は?

AI要約

日本出版販売が発表した2024年上半期ベストセラーの総合ランキングを紹介。第2位は『大ピンチずかん2』で、絵本作家鈴木のりたけによる人気シリーズの第2弾。第1位は『変な家2 ~11の間取り図~』で、ホラー作家雨穴さんによる不気味な小説。

『大ピンチずかん2』は子ども向けで、さまざまな大ピンチをユーモア溢れる絵と共に楽しく紹介。一緒に読む親子に共感と笑いをもたらす。『変な家2』はミステリーとホラーが融合し、11軒の不気味な家に関する謎が展開。

両書とも人気を博し、読者を魅了している。ユーモアや不気味さが要素となり、親子やミステリーファンに支持される作品となっている。

「2024年上半期のベストセラー本」ランキング! 2位は『大ピンチずかん2(鈴木のりたけ)』、1位は?

 日本出版販売は、2023年11月22日~2024年5月20日の期間に集計した「2024年上半期ベストセラー」を発表しました。

 本記事では、「2024年上半期ベストセラー」の総合ランキングを紹介します。多くの人から購入されたのは、どの書籍だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう!

 なお、「総合ランキング」では「全集」「文庫」「ゲーム攻略本」「雑誌扱いコミック」は除外しています。

(出典:2024年上半期ベストセラー|日販調べ)

 第2位は『大ピンチずかん2』でした。絵本作家の鈴木のりたけさんによる絵本『大ピンチずかん』の第2弾です。シリーズ累計161万部突破のベストセラーとなっています。

 子どもが陥りがちなさまざまな大ピンチを、ユーモアあふれる絵と大ピンチグラフとともに紹介。親子で一緒に読んで「あるある!」と共感しながら楽しめる内容となっており、身に覚えのあるネタの数々に思わずクスリと笑みがこぼれる、心温まる一冊です。

 第1位は『変な家2 ~11の間取り図~』でした。2023年に飛鳥新社から出版された同書は、WebライターやYouTuberとしても知られるホラー作家の雨穴さんによる小説です。物語はフリーライターの筆者と、設計士の栗原が間取り図の謎を解いていく、インタビュー形式で進んでいきます。

 11軒の「変な家」に関する調査資料が収められている同書。ミステリーとホラーが融合した、ゾクゾクした雰囲気を楽しめる雨穴さんならではの作品です。