「成績を競い合っていた」親子が大学を同時に卒業、SNSで話題に。アメリカ

AI要約

ウィスコンシン州の母子が同時に大学卒業し、在学中にGPA競争を楽しんでいたことが話題に。

モーリーンさんと息子ティモシーさんは同じ大学で異なる学位を取得し、息子が0.2ポイントの差でGPA競争に勝利。

卒業後、母子それぞれの進路が異なるが、互いの成長を祝福し合っている。

「成績を競い合っていた」親子が大学を同時に卒業、SNSで話題に。アメリカ

米ウィスコンシン州の親子が、同じ大学を同時に卒業したとして、話題を呼んでいます。2人は在学中、大学の成績評価(GPA)を競っていたと複数メディアが報じています。【 Kaito Takashima/BuzzFeed Staff】

5月19日、フォックス・バレー・テクニカル・カレッジを卒業したのは、モーリーンさんと、その息子ティモシーさんです。地元メディアによれば、母モーリーンさんは看護の学位、息子ティモシーさんはソフトウェア開発の学位をそれぞれ取得したといいます。

同じ授業を履修することもあったという2人。どちらが高いGPAで卒業できるか競っていたそう。ギリギリの差で勝ったのは、息子のティモシーさんでした。

「息子は、私に0.2の差の成績で勝った。(私は賭けに負けたので)息子に500ドル(約8万円)を払わなきゃいけないんです!」

息子のティモシーさんは、ウィスコンシン州内の別の大学に通ってましたが、現在の大学に転校してきました。一方、母モーリーンさんは、かつて目標にしていた看護師を夢見て、大学で学ぶことを決意。家庭の事情でしばらく休学していましたが、同大学に復学したといいます。

2人が同じ大学で学び始めて約1年後、一緒に卒業する可能性があることに気づいたそうです。母モーリーンさんは、息子ティモシーさんの卒業に祝福の言葉を送りました。

「とてもすばらしい気分です。自分の卒業よりも、彼が卒業したことに興奮しています」

「彼はまだ若いし、これから先の人生は長い。でも、私の息子だから大丈夫。彼のことが誇らしいし、うれしいです」

ティモシーさんも、母モーリーンさんに対し、感謝の想いを語っています。

「母は、家族の世話やその他もろもろをしてくれました。だから、卒業までどれだけ長い道のりだったか、知っています。でもこうして一緒に卒業できて、うれしいです!」

地元メディアによれば、モーリーンさんはメンタルヘルスにかかわる仕事を探し、ティモシーさんは、仕事のためハワイに移住する予定だといいます。