NUCが帰ってきた! ASUSの手でNUCとして国内でも復活 ROG NUCに産業用途のNUCもあり
ASUS JAPANは新製品のNUC(Next Unit of Computing)の国内展開を発表
国内展開される製品にはビジネス向け、産業用途、ゲーミングPCが含まれる
各モデルの特徴や販売予定、価格などが詳細に紹介された
![NUCが帰ってきた! ASUSの手でNUCとして国内でも復活 ROG NUCに産業用途のNUCもあり](/img/article/20240521/664c6d8538870.jpg)
ASUS JAPANは5月21日、東京都内で発表会を開催し、同社の小型PC/ベアボーンキット「NUC(Next Unit of Computing)」の新製品について国内での展開を明らかにした。
今回国内で展開されるのは、ビジネス向けの「ASUS NUC 14 Pro+」「ASUS NUC 14」(開発コード名:Revel Canyon)と産業用途の「ASUS NUC 13 Rugged」(同Bravo Canyon)、そしてゲーミングPCの「ROG NUC」(同Scorpion Canyon)だ。
現時点でのASUS NUCの販売チャネルは岡谷エレクトロニクス、テックウインド、菱洋エレクトロで、5月21日から受注受付が始まっている。なお、ROG NUC(Republic of Gamers)については2モデルとも7月販売予定で、税込みの市場想定価格は上位モデルが35万5600円、下位モデルが27万6600円の見込みだ。
ASUS NUC 14 Pro+/ASUS NUC 14 Pro
ビジネス向けのASUS NUC 14 Proは、Core Ultra 7 165H/155H、Core Ultra 5 135H/125H、Core 3 100UのCPUを搭載し、2.5インチのSSD/HDDを内蔵可能な「Tall」と、Core Ultra 7 155H、Core Ultra 5 125H、Core 3 100Uで内蔵ストレージがM.2 SSDのみとなる「Slim」が用意される。
ボディーサイズはTallが約117(幅)×112(奥行き)×54(厚さ)mm、重量は最大で約650g、Slimは約117(幅)×112(奥行き)×37(厚さ)mm、重量は最大で約550gだ。
ツールレスで内部のアクセスできる高いメンテナンス性を備え、豊富なインタフェースが用意される。また、VESAマウントアダプターも付属する。
ASUS NUC 14 Pro+は、さらに上位のCPUを搭載すると共に、よりスリムでボディーカラーもシルバーとホワイトに変更されている。
ASUS NUC 13 Rugged
一方の産業用モデルのASUS NUC 13 Ruggedは、ファンレスでパーツの5年間供給や過酷な利用環境にも対応する。同社ではデジタルサイネージやキオスク端末、リモートモニタリング用途に適しているという。
採用されるCPUは、Intel Atom x7211E/Atom x7425EまたはIntel N50となる。
ROG NUC
ゲーミングモデルのROG NUCは、Core Ultra 9 185HのCPUとGeForce RTX 4070搭載の上位モデル(RNUC14SRKU9189AJI)と、Core Ultra 7 155HのCPUとGeForce RTX 4060のGPUを採用した下位モデル(RNUC14SRKU7168AJI)が用意される。発売は両モデルとも7月の予定だ。